既に恋しいヴェネチア… | ドイツ暮らしの情報

ドイツ暮らしの情報

ドイツで音楽の仕事などしてる大阪人です。

生活や音楽や、
海外に興味のある方に向けての情報、またはただの呟きに付き合って下さる方との繋がりを求めて、こちらでの暮らしの様子を綴ります。

うーーーん。。


どこを見ても、
ミュンヘンだなあ( ^ω^ )(当たり前だ)


って感じの今日はなんだか
無駄に地球の歩き方を読んだり
レッスンの録音を聴いては
ヴェネチアを思い出して、、
深くため息をついております。笑



なんだろう、、
凄い住むのは大変そうな町だったけど、
先生の言葉が耳に残ってます。


『もし家の外がカオスであっても、私の心と家の中はいつも美しいのよ。これが大事なのよ。』って。







本当にあらゆるカオスが起こる世の中、
特にイタリアの経済状況の中で

妥当に真面目に生きることがバカみたいに思えることはあるのかもしれないなぁと、、


でも先生のお家は本当に心地よくて、
音楽に対して一途で熱心で、
たくさんの素晴らしい音楽家やピアニストの思い出を胸に輝かせて、
毎日切実に生きてる姿。


本当にすごいなぁと思ったなぁ、、、








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ミニマリストとゆうか、
自分の大切にしていることへの
先生の集中力とカリスマ性がすごすぎて。



こんな人に物はお荷物なんだろうなあと。



より自由に、
より美しく、
より高く、




そんな感じ。








はーーーー
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ピアノの部屋には

先生の楽譜や書籍がズラリと並んだ
大きな棚と、小さな神棚があって。




先生の心はいつも洗われて、
いつもどこかで自分を戒めていて、

素晴らしいことには素晴らしいと、
ダメなことにはダメと叱る。



なんてかっこいいんだーーーー














今日は夜にクラスコンサートで
ショパンのソナタ2番を演奏しますが、



大きな山のようなこの作品、
ショパンの壮大なビジョンに
恐れおののくことないように。

今一度楽譜とイメージ、音を
頭に並べております。




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イタリアでは練習できないとき
カウンターで楽譜を見ててもスルーしてくれる店員さんのいるバーでこうして見てました。


メロディを歌ったり
ラインを整理したり
ピアノがなくてもできる作業は
とても大事だと改めて思ったのでした。



2016年初のコンサート、
自分と、作品に恥じないような演奏ができるといいなぁと思います。