辻井伸行さんがミュンヘンのフィルハーモニーに再びいらっしゃいました



ゲルギエフ指揮のミュンヘンフィルの皆様と共に、
ベートーヴェンのコンチェルト
“皇帝“を演奏されました



煌めく音!
パッセージ!
素晴らしいテクニックに加えて彼の音楽に溢れる愛が聴いていて眩しかった…(耳に眩しいって変な表現ですね笑)
アンコールにはリストの
ラ・カンパネラを演奏されました

前夜に友人からこの演奏会情報を教えてもらい売り切れ覚悟だったものの、Abendkasse(当日券売り場)に並んでみて、
無事に学生券10ユーロで
S席を購入できました

ドイツの学生券制度は本当に学生にとって「神様」なのです!



なんでしょう。
この心温まるお二人の姿は。。
それにしても、
ピアニストにとってかなり苦しい
音響のこのフィルハーモニーで、
辻井伸行さんの手から発音される音達は
それはそれは華麗に後ろの方まで響き渡っていました



長いトリルなんかもぜーんぶの粒が眩しいくらいにこちらへ飛んできて、
その空間が魔法のようでした。
最前列に座っていた友人いわく、
手もすごく分厚いらしいですが
私の耳で聴こえてきた感覚としては
打鍵のスピードとその後の瞬息の脱力
そのどちらもがものすごーく速い!
という印象でした

ベートーヴェンの皇帝を語ることも出来るけど、辻井伸行さんの眩いテクニックと
溢れる愛と光の世界観が、、私には
すごく耳と心に残った演奏会でした

ミュンヘンの聴衆にも彼は
Nobuという愛称で絶大な人気ですから、
来年もまたここで演奏を聴けるといいな~と思います(*^^*)
