なぜデビューしたばかりのアイドルは恥ずかしいキャッチフレーズで自己紹介するのか? | アラフォー男が人生を変えるために「人気アイドル○○とデートする」ことを目標にして、自分を磨いていく日記

アラフォー男が人生を変えるために「人気アイドル○○とデートする」ことを目標にして、自分を磨いていく日記

気がつけばアラウンド40歳。もう自分が物語の主人公になって、キラキラ輝く時間なんてないんじゃないか……そう諦めかけている自分を変えるため、あえて「人気アイドルのあの子」とデートすることをめざして、自分を磨き、人生を変えるまでのストーリー

デビューしたばかりのアイドルはたいていキャッチフレーズを持っている。

 

自己紹介を兼ねて、歌うようなリズムに乗せて、笑顔で自身のキャッチフレーズをアピールする。

その様子は見ているほうが気恥ずかしさを感じるくらい、一生懸命に気持ちを込め、可愛く、そして時に面白く、一瞬で興味を持ってもらえるよう、自己アピールをするアイドルたち。

 

顔が知られ、売れ始めると、徐々にやらなくなっていく子が多いのは、きっとやっているほうもものすごく恥ずかしい行為なのかもしれない。

 

好きなものや出身地、見た目、性格、興味あるものなど、与えられた短い時間の中で、自分の個性や特徴をアピールする。

1人でも多くの人に知ってもらえるよう、少しでも興味を持ってもらえるよう、普通なら恥ずかしくてできないようなことでも、一人前のアイドルとして売れるために、彼女たちは笑顔で必死に自己アピールする。

 

そんなアイドルのキャッチフレーズ。

人気アイドルとデートすることを目標に、人生を変えることをめざしているアラフォー世代にとっても、じつはすごく大切なことなのでは、と考えている。

 

 

 

先日、誰もが知る企業のトップたちが集う場に同席させてもらう機会を得た。

しかもバリバリ外資系のビジネスの第一線で活躍している外国人。日本語は堪能だが、日本流の真面目さだけで通用するような相手ではない。

 

その人たちのことは、初対面でもこちらは間接的に知っている。けれど、向こうはこちらのことをまったく知らない。

そんなシチュエーションで自己紹介をしなければならない。

そんな時は短いフレーズで、強いインパクトが要求される。

 

その一瞬で、自分の特徴を言葉にし、相手が興味を持ってもらえそうな最近の仕事の取り組みや実績を短いフレーズで面白く伝える……。

やるべきことはわかっている……。しかし、そのことの難しさをその時、痛感した。

 

 

 

友人や同じ学校や会社の人など、自分と同じフィールドの人や自分のことを多少は知っている人だったり、自分の話をちゃんと聞こうとしてくれる人には曖昧な内容の自己紹介でも構わない。

 

けれど、こちらの存在を知らないだけでなく、特に興味も持っていない……。そんなその人との初対面の場で、相手のひきたいのであれば、事前の念入りな準備が必要だ。

 

そんな場面で印象に残る自己紹介をする時に必要なもの。

それは多少大げさで、極端な表現で、わかりやすく、覚えやすく、注意をひくようなフレーズ。

それは、まさにデビューしたばかりのアイドルが行うちょっと気恥ずかしいキャチフレーズのようなものかもしれない。

 

 

 

人気アイドルのあの子とデートしたい……。

そのためにアラフォー世代にも関わらず、人生を変え、自分を変えることをめざす男にとって、アイドルとデビューしてから人気を得ていくまでの過程で、彼女たちが実践することは、じつはたくさんのヒントが秘められている。

 

ちょっと恥ずかしいくらいのフレーズを、どんな時でも、どんな相手にでも、スラスラと口から出るよう自分のものにする。

最初の自己紹介で興味をひくことができなければ、権力者たちは二度と我々には興味を持たなくなる。

しかも、一度、権力者が心の中でくだした「つまらない者」という評価は、もう二度と覆すチャンスを与えられることはない。

 

アイドルたちは、芸能界で売れるために必死になってキャッチフレーズでアピールするのに、なぜ人生を変えることをめざすアラフォー男、実績のない無名の存在である人間が無策でいるのか……。

 

 

 

おそらくアイドルたちのキャッチフレーズは、アラフォー世代の男にとっては、何度やっても恥ずかしいことであろう。

しかし、キャッチフレーズでのアピールをやめたければ、1日でも早く、こちらが自己紹介しなくてもすでに相手が知っているというくらいの、そんな存在にのし上がるしかないのだ。

 

人気アイドルのあの子は、年末年始のテレビの特番や各種イベントに引っ張りだこで、ファン以外の、自分をあまり知らない人たちに囲まれ、普段は自分のことをテレビで見かけない視聴者たちと向き合い続けている。

そんな中でも、カッコつけたりせずに自分の魅力を良い印象で伝えることを懸命に取り組んでいる。その姿勢を、一番最初に取り入れなければいけないのは、人生を変えようとしている自分自身だ。

 

人気アイドルのあの子のことを知ろうとすればするほど、たくさんのことを教えてくれる。