足し算より引き算 | アラフォー男が人生を変えるために「人気アイドル○○とデートする」ことを目標にして、自分を磨いていく日記

アラフォー男が人生を変えるために「人気アイドル○○とデートする」ことを目標にして、自分を磨いていく日記

気がつけばアラウンド40歳。もう自分が物語の主人公になって、キラキラ輝く時間なんてないんじゃないか……そう諦めかけている自分を変えるため、あえて「人気アイドルのあの子」とデートすることをめざして、自分を磨き、人生を変えるまでのストーリー

人気アイドルとデートすることを目標に、アラフォー世代にして、自分の生き方を良い方向に変えようとしている。

そんなテーマを掲げてはいるが、今までアイドルや有名人のグッズやブロマイド、サインなどの収集には一切興味がなく、身の回りにはそういったものは一切存在しない。

 

でも、アイドルだけでなく、アーティストやスポーツチームなど、その人のファンになった人で、そのあこがれの対象にまつわるグッズを持っている人は少なくないだろう。

 

アラフォー世代になると、これまでの人生の歩みの中で、さまざまな荷物や思い出の品が身の回りに溜まっている。
もちろんどれも大事なものだと認識したから手元に残しているわけで、無駄なものなんて何もない。

確かに、無駄なものなんて何もない。
でも、明らかに無駄になっているものがあると最近気づいた。

 

 


それは、「時間」だ。

40年前後も生きると、芸能人やスポーツチームなど、それぞれの年代で興味を持つものができる。

特に感受性の強い10代から20代にかけて出会った人やモノに対しては、他人にとってはガラクタに思えるようなものでも、かけがえのない大切な宝物として大事に保存していたりする。

そうやって年齢を重ねるごとに、本やDVD、服や靴など、趣味や思い出に関連するモノが身の回りに溜まっていく。

 

そのことで直接的に困るのは、収納スペースだ。
自分の部屋を見渡せば、今はいらないけれど、捨てられず溜まっていくモノに囲まれて生活していることがよくわかる。

 

でも、そういった物質的なモノについては、空間的余裕がある限りいくらでもキープできる。

だから、今は取捨選択を保留し、引っ越しする時などに一気に整理することで対処することにしても大きな問題にはならない。

 

けれど、興味や趣味、思い出や思い込み、既成概念など、40年前後生きてきた中で、頭の中に溜まったものというのは今の貴重な「時間」を奪うということに最近気づいた。

 

確かに、脳の中で保管する限りはスペースの問題も起きない。

けれど、自分の今の生活を振り返ってみると、そういったこれまでの人生で溜めてきた経験や知識、興味にとって多くの時間を取られていることに気づく。

 

10代にサッカーに興味を持って以降、最低限、日本代表の試合はテレビで見ているし、Jリーグの優勝が懸かった試合や海外リーグの日本人選手が出場する試合は気になってダイジェストであっても映像を見たり、ニュース記事をチェックしたりしている。

TwitterやInstagramも、知らず知らずに徐々にフォロワーが増えていき、気がつけばフォローした人たちのツイートを追うだけで、かなりの時間を取られてしまっている。

また、アラフォーになったら少しくらい政治のことも気になり始めるし、健康についても情報を得ようとしてしまう。

そうやって、気がつけば、過去の自分が持った興味や趣味についても、今の自分の時間を奪う存在になってしまっていることに気づいた。

 

アラフォー世代には、自由にできる時間が少ない。

それはもちろん社会的に責任あるポジションに就いたり、仕事や家庭が充実したりする時期だというのもあるだろう。

しかし、自分の生活を振り返ると、じつは「過去の思い出」(あえて「過去の遺産」と言い換える)に奪われている時間やリソースが意外と多いことに気づいた。

 

このブログのメインテーマ。

今、自分がアラフォー世代になることで、「生活を変えたい」「人生を豊かにしたい」という思いを実現するために、「人気アイドルのあの子とデートする」という目標を立て、少しずつ意識改革、行動改革を始めている。

そんな時、一番大事なのは「時間」だ。

 

人生や生活を大きく変化させるためには、今の生活に必要な時間以外に、自己変革のための準備時間が必要になる。

そのためには、まず「やるべきこと」と「やらないこと」を明確に分け、「やるべきこと」にだけ時間と労力を注ぐ意識が大切になる。

そんな時、「よくよく考えると、今そんなに興味はないかも…」という過去の趣味や興味を振り返り、時にはそんな思い出たち(青春の亡霊たち・笑)をバッサリ断ち切ることも必要だ。

 

年末年始に向けて、人気アイドルのあの子は今日もきっと休憩時間もないほど忙しくしていることだろう。

彼女にとっては、余計なことを考える暇もないほどスケジュールがぎっしり埋まっている日々だろうし、そもそも自分の「夢」に向けて、脇目もふらず走り続ける毎日だろう。

 

そんな彼女にふさわしい自分になるためには、自分も目標に向かって脇目もふらず、一心不乱に突っ走らなければ、無謀な目標は叶うはずがない。

アラフォー世代にとって大事なことは、「足し算」ではなく、今必要なこと以外を捨てて大切な時間を作ることだ。

それはこれまでの40年前後の人生から、何を捨てるかという「人生からの引き算」と言える。

 

さて、まずは視界の整理から始めよう。

まずは「積読(つんどく)」状態の以前興味を持って読まずに溜まったままの本を整理し始めようか。