フィッシュバルの神父のひとこと

神父
たしかに わしも 若い頃は
海の向こうに 何があるのかる
もしや 別の国や村が あるのでは?
などと よく考えたものじゃ。

しかし 行けども 行けども
海ばかり。島も 国も 村も
なーんにも ありゃせん。
やはり この世界には この島だけ。
この村と 城と それだけなんじゃよ。


子供の頃は誰でも大きな夢を抱きます。
将来は○○になりたい。
○○にはこんなのがあるんじゃないかな?


そして、色々な希望を抱き、
自分自身がRPGの主人公になっかのように
人生の壮大な物語を語ります。

それが次第に夢を語らないようになり、
自分の経験に挟まれたフィルターの中で
物事を決めつけるようになってしまいます。

しかし、本当に今の自分の思考はあっているのでしょうか?
自分が今まで生きてきたフィールドがまだ限られたものしかなく、
本当の世界を知らないだけではないでしょうか?


実際にこの神父は間違っていました。

自らの経験で感じたことがなかったために、
世界には一つの島しかないと思ってしまったのです。

意外と、子供の頃の思考、発想が大切なのかもしれません。

あの頃は、なんでもできる気がして、夢と希望に満ち溢れていました。
子供の頃のように、自分に夢を抱いて突き進んで行く人生もいいものですよ。

この先、誰も想像しない冒険と仲間と共に歩む壮大なストーリーがあなたを待っています。

主人公が冒険をするきっかっけを作ったキーファの一言

「世界にはこの島だけしか
存在しないなんて…
ぜったい 信じないからなっ!」

誰でも初めから進む道が決まっているわけではありません。
ドラクエ7の主人公の場合、キーファという志の高い友達を持ったことから
後々大冒険に出ることになります。

主人公とキーファが生まれたフィッシュベル地方には、
この世界には島は一つしかないと考えられており、
多くの住民がそう信じていました。

しかし、主人公の友達、グランエスタードの王子キーファは
原因はわかりませんが、そんなことはないと自分の信念を貫いていきました。

何か一つのことでも、世の中に疑いの目を持つ。
なぜなのだろう?と疑問を持つ。
自分なりの結論を探してみる。
そして、自分の信念を貫いてまっすぐ進んでみる。

現実世界においても、とても重要なことです。
周りの流れに合わせるどころか、我が道を行く。

それが、人生の冒険のきっかけをつくります。
ドラゴンクエスト7の場合、キーファのこの信念が
主人公を連れて大冒険に出ることにつながりました。

常識にとらわれず、自分だけの夢、信念を見つけてください。

住民にならず、主人公になって自分だけの冒険ストーリーを作っていきましょう!
ドラゴンクエストってやったことありますか?

人間は誰でもレベル1からスタートします。
自分で社会というフィールドに出て旅をし、色々な経験を通じて経験値を積み上げ、
レベルをあげていきます。

レベルがあがったら覚える技(知恵、技術)があるし、
途中仲間が増え、手助けをしてくれることもあります。

でも、フィールドに出ないと、旅をしないと経験値を積むことはできません。
新しいこと技を覚えることもありません。

もし途中で壁にぶち当たって再度スタートすることになっても
今までの経験値、覚えた技はなくなりません。

なくなるのはお金くらい。

最後は共に成長した仲間と一緒に自分の夢を叶える。
とても素晴らしいと思いませんか?

現実の社会人の方も、このゲームのように
自分の知らないフィールドに飛び込み、色んな冒険をしてほしい。
そう思っています。

あなたの人生は、ドラクエの主人公のような、冒険に溢れた人生ですか?
生まれたまちで一生過ごす、村人Aのような脇役でいいのでしょうか?

ゲームなら間違いなく主人公としてプレーするのに、
なんで本物の人生は主人公として生きていかないのでしょうか?

もっと自分の知らない世界に飛び込むチャレンジ、冒険をしていきましょう!