こんにちは。フルーションの藤江です。
昨日は日本人男子2人が見事1回戦をストレート勝ちしてくれました。
今日は、その全豪オープン(オーストラリアンオープン)、についてお伝えしたいと思います![]()
まず、全豪はテニス4代大会の一番初めに開催される大会なのですが、
調整がとても難しい大会といわれています。
シーズン開幕直後の大会であり、さらに真冬の北半球とは逆の真夏の大会であることが理由に挙げられます。
毎年、上位選手の欠場や序盤での敗退が多く目立ちます。
会場はオーストラリア、ビクトリア州にあるメルボルン・パーク。
有明コロシアムと同じ、開閉式の屋根付き競技場であるセンターコート
ロッド・レーバー・アリーナを中心に、26面ものコートが整備されています。
ハイセンス・アリーナという、2つ目の開閉式の屋根付きスタジアムが設けられているのも特徴です。
少し余談ですが、日本の有明コロシアムができたのは、私の生まれた年の1987年。
1991年に開閉式屋根を設置する工事をおこなったのですが、
屋根付きに改装した理由は、当時ジャパンオープンテニスで来日していたマッケンローが、
「屋根付きコートじゃないともう来ない!」と言ったからだそうですよ![]()
話を元に戻しまして、真夏のオーストラリアで行われるこの大会には、
熱中症対策として「エクストリーム・ヒート・ポリシー」と呼ばれる特別なルールが導入されています。
外気温が35度を上回るか、湿球黒球温度が28度を上回った際に、
主審が試合開始時間を遅らす事が出来るルールです。
テニス選手もその暑さの中、集中力を切らさずプレーしなくてはいけないので大変ですよね、、
センターコート、ロッド・レーバー・アリーナの名前の由来ですが、
オーストラリアの伝説的なテニスプレーヤー、ロッド・レーバーから名付けられています。
オーストラリア・クイーンズランド州出身の、元男子テニス選手で、
1962年と1969年の2度「年間グランドスラム」を達成した名選手でした。
年間グランドスラムというのは、テニスの4大大会(豪・仏・英・米)を一年間で全部優勝する偉業中の偉業です。
フェデラーやナダルでさえも、数年にわたって4大大会を優勝する
「生涯グランドスラム」しか達成できていません。
しかも、生涯を通じて2度もこの偉業を達成するとは驚きですよね!
生涯を通じて、2度この偉業を成し遂げたテニス選手は、男女を通じてレーバーさんだけです。
そんな全豪オープンテニス、日本人の活躍を期待して、一緒に応援しましょう![]()
