Bump of killer kids -31ページ目

マジシャン

友達:「君んちのパパってマジシャンなんだって?」


息子:「うん。こないだも新しいマジックに挑戦してたよ」


友達:「へー、どんなヤツ?」


息子:「身体をチェーンでグルグル巻きにして海に飛び込むんだ」


友達:「凄いじゃん。それでどうなった?」


息子:「うん、今はママが代わりにマジシャンやってる」

あれは俺のだ!

ある男、酔ったあげく、友人に新築の家を見せるといってきかない。
友人は男に言われるまましぶしぶその家へ入った。


男:「みろ、あのシャンデリアを。あれは俺のだ!」


男:「みろ、あのグランドピアノを。あれも俺のだ!」


男はそう自慢しながら家中を歩きまわった。そして2階へ上がって、


男:「みろ、あのキングサイズのダブルベッドを。あれも俺のだ!」


男:「みろ、裸で寝ているあの美しい女を。あれは俺の妻だ!」

男:「みろ、一緒に寝ているあの男を。あれは俺だ!」

忘れもしない小4の時の話。

当時柴犬を一回り大きくしたくらいの野良犬が近所をうろついていた。
残飯をあさったりして評判が悪かったんだが
ある日小3のガキんちょどもがその野良犬に石を投げたりしてはやし立てていた。
と突然その野良犬が逆襲。吠えながらこっちに向かってきた。
すかさず小3どもは逃走。
そして野良犬の標的はなぜか後ろで見ていただけの俺に。

(゚Д゚)ウワアアアアアァァァァァァァァァァ


全力で逃げるおれ。
今にして思えば人生で最も本気で走った瞬間だろう。
しかしそれでも所詮は子供の脚、犬の脚力に勝てるわけがなくその差はどんどん縮まる。
ついには後ろからハァハァという息づかいが聞こえる距離にまで追いつかれる。
そのあまりの恐怖に、体はもっと前に行こうとするのだが
足の回転が追いつかずにつんのめって転倒。

もう逃げられないと悟ったがそれでもおれは諦めなかった。
犬同士がやるように、仰向けになってお腹を見せて降参のポーズをとったのだ。
しばし見つめ合うおれと野良犬・・・・・
どうやらその思いが野良犬にも伝わったらしく襲いかかってくることはなかった。

自分のとっさの機転を誇りに思った小4の夏だった。