なんかの冗談だと思った。


と言うより冗談だと思いたかった。



だからmamaの声をシカトした



M「papa降ろすの手伝って」



悲鳴のような叫び声がまた聞こえた






しつこいから二階に行こうとすると




階段の踊場で

mamaが泣きながらpapaを

支えてたんだ



数時間前まで

あたしを叱ってたのに

信じられなかった。





だから嫌な冗談だと思ったんだ。





あ「変な冗談止めてよ!!早く下降りてきてご飯にしてよ!!」




M「papaを下に降ろしてあげたいの!!助けてよ! !お願い!!」




そこから先は


救急車のサイレンの音と

心臓が停止した「ピー」って音

心臓マッサージでpapaの肋が折れる音

mamaの「もうやめてください。これ以上主人を傷つけないで!!痛いことはもう止めてあげてください。」

って泣き叫ぶ声だけを

鮮明に覚えてるだけ。



ただおねいちゃんと

その音が聞こえないように

キッチンの片隅で

2人抱き合った。