StayHome~ 課題は細分化とスケジュール化して一歩ずつ 小学生の宿題への取り組みから思う事 | にぶんのいちのこっち側で ★癌と猫のわたしの部屋★

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2023年ブログタイトルを変更し、
猫のこと、病気のことなど書いています。
2023.01)胸腔鏡左下葉切除
 T3N2M0(ステージⅢb)の肺腺癌との診断。
2023.02)抗がん剤治療を開始。
 シスプラチン+ナベルビン
2023.04 遺伝子変異分子標的治療
 タグリッソ

こんにちは。

キャリアコンサルタントの こまち です。

 

猫の話題が続きましたが

今日は私の本業でもある"母親業"の中で思った事。

 

現在、当地域では緊急事態宣言が解除されておらず、

一応、5/31までは公立小中高 共に、臨時休校が決定しています。

 

当初解除予定だった5月6日の後、休校が延長されたことを受けて、学校に課題を受け取りに

行ってきました。

 

実は、我が子は前回の約1ヶ月分の宿題のうち、

できなかった課題がいくつかありました。

 

提出日当日になって、わたしが「今日、次の課題受け取る日だ!!」と、

学校HPで気づき、そこから慌てて残務処理...いや、やっていない宿題に取り掛かった我が子ですが、私が気づいてから、提出時刻ギリギリまでの2時間では、当然できないものもあり、

先生に"あれ?どうしたの?"と言われる始末アセアセしょんぼり

小学校低学年では、自分で計画的に進める事なんてできるわけがない,,,(いや、出来るお子さんもいるんでしょうけど、我が子ができるとは到底思えません...私の子だもん照れ)

ってなわけで、

 

「私も"やったの?"とかしか聞かず、後追いしなかったのがいけなかったので...すみません」

 

なんて言い訳して帰ってきました。

ホント、すみません。

 

で、追加になった課題を開くと、

いろんなプリントや、方眼紙や、、、何に使うのかよくわからないようなものも入っていて、

大人の私が見ても、それを理解することから始めるのはちょっと労力かかるな...と思っていたのですが、今回は、スケジュール表が入っていたのです。

 

これは大変助かりました。

 

①全体量が把握できるもの

 課題一覧

 

 

②スケジュール表

 このくらいのペースでやればできるよ...と表現されていると、

 子どもたちも、知らず知らずのうちに目標が達成できて、取り組みやすいと思いました。

 もしかしたら、5/12~学校再開のスケジュールとして検討されていた時間割なのかもしれ

 ませんが、親としても管理しやすくて助かりました。

 

 

我が子の通う学校では、eラーニングも勧められました、、が、

問題に解答、解説がついているもので、

先生方が授業を動画で説明してくれるようなものではありません。

 

そして、普段から宿題を見る事はあっても、親が管理していくのも結構大変です。

 

 

更に、授業のように進めないとしても、新しい学年に上がったタイミングでの宿題。

 

文章を読んで内容を理解しながら進める、、、

 

これを小学校低学年の子供が自分でやるのは無理に等しいと思います。

 

学校で先生が40分かけてやっていることを、

親が同様にできるかと云ったら、それも難しい。

 

テレワークで働いている傍らで、

"お母さん、お母さん、これってなに?"

"全然わかんない"

 

等と声を掛けられ、

 

私は集中力を欠き、

 露骨にイライラするときもあり、

 

我が子は、あきらめモードになり、

いじけてみたり、

他の事をし始めたり...。

 

 

ここで気づいた最初のポイントは、

 

自分で進んで本を読むことができる子、

本を読むのが苦手な子、

 

 ここには、とてつもなく大きな差があると思いました。

 

 

先ず自分で読んでみる...が、出来るかによって、

親のかかわりも随分違うと思います。

 

 

結局、課題が進められない原因は、

 

1.今日何をすればよいのか

2.どうやったらできるのか

3.如何に一緒になって取り組んでくれる人がいるか

 

という事に尽きると思いました。

 

 

子どもに限らず、大人であっても、

最初に取り組もうとしたことが難しいと感じる事があります。

 

「これに書いてあるよ」

 

と言われて、読めない(読まない)人は、その先に進めないのです。

 

又は、読んではみたものの、理解できない、

 自分で行動に移せない...ということもあります。

 

そこで、それを止めてしまうのか、

一緒になってやってくれる人を探すわけです。

 

一緒になってやってくれる人がいると、

分からなかったこと、苦手意識のある事でも

出来るようになることがたくさんあります。

 

一度できるようになると、ちょっとステップアップしたことも自分でできるようになったりします。

 

 

さて、先ほどの

 

本を読めるかどうか・・・という点で言えば、

 

授業をビデオ公開してくださると、

読むのが苦手なお子さんでも宿題を進める事ができる可能性が飛躍的に上がるのでは?と

思います。

 

読むのは苦手・・・

でも、先生が画面の向こうで読んでくれたら?

 

それならできる! というお子さんもたくさんいると思います。

 

英語の教材だと読めないけど、

日本語にしたら読める、

漢字だと読めないけど、

フリガナを振ってくれたら読める...など、

 

それぞれに別のハードルがあると思います。

 

 

きっと、学校の先生方は、

普段の授業でそれらを把握しながら子どもたちに接して下さっていると思いますし、

 

一律に宿題を配布しただけでは難しいケースも

予想していることでしょう。 

 

そして、昨日とある番組で

ある公立小学校の校長先生が

”夏休みを無くすのではなく、夏休みの内の数日と、土曜日を数日登校することで、

標準カリキュラムは達成できる”と仰っていました。

 

標準カリキュラムとの差分がどのくらいあるのかは分かりませんが、

我が子の場合は、

新しい事、難しい事を詰め込もうとせず、繰り返し学習で、基礎力を上げることに

重点を置くという方法で、乗り切りたいと思います。

 

ではまた。