こんにちは。和咲良です。
先日、Aさんとこんな話をしました。Aさんは、40代の二人の中学生のお母さんです。
Aさん「今、すっごくストレスになっていることがあるんです。毎日毎日いらいらしてます。」
私「どんなこと?」
Aさん「主人は私が、家事と子育てに必死で大変な思いをしていることが全然わかってないんです。専業主婦だから、楽してると思っているのか、まったく思いやりがないんですよ!なぜわかってくれないんでしょう。」
こういう場合、夫婦の間のコミュニケーションの取り方とか、言葉の使い方とか、いろんな工夫をすれば、変わっていくかもしれません。
でもまず、なぜこういうことが起こるのか、なんですね。
自分の宇宙で起こることは、自分が創り出したもの、という観点で考えてみるとね、
人が自分に対する扱い=自分が自分に対する扱い
なんです。
つまり、
ご主人が彼女の気持ちをわかってくれない=自分が自分の本当の気持ちをわかってあげていない。
Aさん自身が、自分を思いやってあげられていないということ。
よく話を聞くと、
「私は、自分のことよりも、家族優先しています。私だって本当は、もっとおしゃれもしたいし、カフェでゆっくりしたいと思うこともあるけど。」と、ため息。
彼女が自分の本当の気持ちを抑え続けて、うっすら気づくことはあっても、だめだめってがまんさせている。
その、自分にがまんさせている周波数が、自分にがまんさせるような現実を創りだすのです。
でも、なぜそうするようになったのかは、ちゃんと、潜在意識の中に理由があります。
彼女は子供の頃から、お姉ちゃんなんだから、自分のことは自分でやりなさい、妹の面倒もちゃんと見てね!と言われてきました。そのおかげで、とてもしっかりしていて、面倒見がよくて、みんなにはとても慕われています。
でも、彼女だって本当は、子供の頃、もっと遊びたかったし、自分の時間もほしかった。
でも、潜在意識に入っている人生のパターンは、環境が変わってもそれを再現しようとします。
自分のことは自分でやらなければならない。
自分の時間を犠牲にしてでも、人の世話をしなければ怒られる。
そんな思い込みを解放し、その時の感情も解放した後、
「少し自分のために時間をとって、自分を喜ばせあげてみて。」って提案しました。
そうしながら、ご主人にも理解してもらえるように、コミュニケーションをとる工夫をしていくと、
意外にもあっさりと、ご主人が手伝ってくれるようになったということです。今は、以前よりもずっとお互いを気遣えるようになったと、うれしそうに話してくれました。
もし、あなたも、人間関係の中で、なんでわかってくれないんだろう?って思うことがあったら、
何か自分の内面に気付きなさいっていうこと?って立ち止まって考えてみてくださいね。
自分を変えるチャンスを与えてくれているのですから


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