池田・箕面の木もれび鍼灸院、弓削です。
チベットは誰でも知っていますね。
そのチベット独立政府がインドにあることを知る人は日本人であまりいない。
中国がチベットを併合(占領)し、仏教やチベットの生活を破壊したことで、チベット人が難民としてインドに避難したことで作られた独立政府。
そのチベット人の精神的な柱となっているのがダライ・ラマ法王です。
多くの中国人はダライ・ラマのことを悪魔の手先やテロリストのように考えています。
実際に中医学の同級生は学校でそのように教えられて育ってきたそうです。
中国政府はダライ・ラマに関する書籍や考え方どころか写真を持って歩くことすら警察に連行されることになるほど、厳しく取り締まっています。
『ダライ・ラマ自伝』は中国に持ち込むのが危険だったので、ずっと読みたくても読めなかった本です。
ダラムサラへ行ったときに日本料理屋さんに置いたあったので読むことができました。
遠い国の話ではなく、日本にも深い関わりのある国である、チベット。
この本をよむと経済発展し軍拡を急速に進める中国がこわくなります。