ヒヌカンとは
ヒヌカンは沖縄に根付く文化 日常生活に溶け込み、そして神様に近づくことのできる
ありがたいもの。
ヒヌカンは、 火の神であり、日の神、陽の神
火というものを扱う場所 台所の神様であり、その家庭の守る神様でもあります
香炉と線香を用いて、神様とコンタクトをとる いわゆる 固定電話であります。
沖縄は、新暦と旧暦を使い、日々の暮らしに役立ています。
新暦は、太陽を基準とし
旧暦は、月を基準として数え
新暦の行事と1月遅れてくる旧暦の行事が年間を通してあります。
正月は、新暦の 正月と 旧歴の旧正月があり。
お盆は、旧暦の7月15日が お盆となり 旧盆
3月3日の雛祭りと旧暦の3月3日は、浜ウリ(浜下り)とある。
新暦が 陽 であり 旧歴が 陰となります。
そんな流れで、沖縄では旧歴の1日。15日は、祈願の日となります。
ヒヌカンは、1日15日を基本とし
家庭安全 健康祈願 立身出世 交通安全 衣食住への感謝と
15日区切りで、15日間のお礼とこれからの15日間のお礼を祈願したりします。
ヒヌカンは、家庭だけでなく、 その地域(村)そして字に鎮座してる
その地域を守る村ヒヌカンや
その地域を昔納めていた頭が使っていたヒヌカン(地頭ヒヌカン)
そして、沖縄県全土を管轄する国ヒヌカンと
1家庭のヒヌカンから、国(県)のヒヌカンと沖縄には、昔から大事にされてきました。
自然神への感謝を届ける場所としても、ひぬかんは、大きな役割を持ち
そして、家庭から、遠くに住んでる(県外や他地域)家族の安寧を願い届けてもらう
いわば、見えない、電話線が繋がってるのがヒヌカンとなります。
なので、引越しをする際は、旧住所から新住所への引越し祈願をしなくてはいけません
これは、固定電話の電線移動という感じ
そして、その地域の神様へ引越しの挨拶(基地局との線繋ぎ)となります。
ヒヌカンの祈りは、(固定電話費支払い)と例えると
祈りの入らない、忘れられたヒヌカンは、通話に多少時間がかかってしまいます
基地局への線の確認、地域の中継局への確認となり、やっとつながります。
祈りが入らなく、忘られたヒヌカンを(ヒジュルーヒヌカン)と呼ぶ場合もあります。
(人の祈りが入らず、冷たくなったヒヌカン)
祈りが入らない、入ることのできなかった期間が長すぎると
そのヒヌカン(固定電話)を間借りしようとる、ヤカラがそのヒヌカンに入ってしまう
場合があります。
そうなった場合、また、あらためて、線つなぎ。清めの作業が入ってしまう場合が出てきます。
これを行わないと、混線が始まり、雑音だらけの固定電話となる可能性があります
ヒヌカンは、日常生活に最も溶け込み、そして、無難な神棚となり
固定電話の役割と同じように、見えない世界のあらゆる場所へ願いを届けてくれる
とても、便利でありがたいアイテム
ですが、安易に考え、疎かにし、無礼を働くことは、避けたい
なぜなら、、、、、、
ヒヌカンのある台所で、悪口陰口、妬み嫉みを言うものならば、、、
固定電話で相手に聞こえてしまってる場合があるかもよ、、、、笑
なので、ひぬかんの前で、悪い言葉を使っていけないという
戒めの言葉、沖縄にはまことしやかに伝えられています、、、😃
ヒヌカン文化 あなたは、どう思いますか?感じますか???
急降下で冷えた、沖縄 明日も冷えそうです。
笑顔福々。福はうち 笑い福が向かってくる日々でありますように♪