しあわせたまごのいれもの@Female-Fire-Fly

しあわせたまごのいれもの@Female-Fire-Fly

地域で唯一の女性消防団員。
災害時に女性の活躍が期待される昨今、イナカゆえにその未来はまだ遠そうです。
さあ、これから何かが変わっていくのか??

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年末特別警戒。
私が所属している消防団は夜警はありません。その代わり、詰所でポンプ車点検の操法訓練をやります。
最終日の今日は中央本部からお偉いさんが見えました。
しかし寒い…。去年は雨だったみたい(覚えてない)で、ことごとく悪天候に見舞われやすいんですね。

とりあえずコレで火災さえなければわが分団の年間行事を一通り終えることができたことになります。あとは忘年会。

というわけで打ち上げのようなカンタンな食事会をします。
このとき既に食事を調達する担当がいて、私は当日誰が担当で何が出るのかを知ります。それはいいんですが、中央のお偉いさんにお茶を出すのは男性団員。男ばかりの消防団なら珍しい風景ではないのですが、女の私がボーッとそれを眺めてるのはいい画ではないですね…。
でも「お前がやれ」と言われたらきっとムッとするのに、逆に何も言われないで男の人がやるのを見てると、私はまるで気の利かない女みたいに思えてしまうのはいけませんね。

で、結局お鍋やお茶碗を洗う役を買って出ることになります。
それでもいいんですが、食器洗い洗剤のニオイが気に入らないので自分好みのを勝手に持ち込んでみようかと考えてます。
あと、布巾と台拭き。汚かったから洗ってきたけど、あとで新しい雑巾の束を見つけたので、今度の日曜日に新しいものと取り替えてしまおう。

結局、家でも所属でもそんなことを考えてしまいます。
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明日の理想の起床時刻は午前4時。
できればお風呂に入ってから出動したい。でも寒いかなぁ。
今は気を緩めるとすぐ風邪をひいてしまいそう。皆さんもお気をつけください。
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年末特別警戒訓練が始まりました。
と言っても夜警のように巡回するのではなく、ポンプ車点検の操法訓練みたいなことをやります。ほぼ新人対象。去年は私もやりました。

でも細かな規律訓練の見直しができます。
一応本番もあって、同じ方面隊を組む分団が集まって偉い人に見てもらうので緊張しますよ。

私が入団したばかりの頃は先輩団員が操法大会に向けての訓練をしていました。そのときに見ていた先輩の動きを思い出して真似していたら、なかなかいい動きができたみたいで褒めていただきました!

で、今日は去年私が入っていたポジションを担当する団員が欠席だったので代わりに入りました。
普段何気無くやっている動きを見られるのはやはり緊張しますね…。

今週は今日のみ、来週はほぼ毎日訓練になります。
寒いけど、風邪をひかないように頑張ろう!
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火元は2階の石油ストーブだそうです。
動画で見る限りでは、確かに2階で火が上がっててそこめがけて放水しているようでした。

住宅街だったにも関わらず庭や周囲の空地が広く、別のお宅に延焼することなく済んだようです。
もっと混みいったところだと、他の地域の消防団にもお呼びがかかったのではないでしょうか。

最近はずいぶん電化が進んでいるようですが、まだ石油ストーブを使っている家庭もあります。
決して火から離れないようにしましょう。

空気が乾燥している日々が続きます。
体調も崩しやすくなっています。室内に濡れたタオルを干すなどして乾燥対策をした方がいいですね。
市内で住宅火災がありました。
私が住んでいる地域ではないので出動要請はありませんでしたが、たまたま通りかかった道にはポンプ車や高度特別救助隊の車両を発見。
交差点にはその地域の消防団員が通行止めと迂回の誘導をしていました。

火災現場は消防車両が停まっていた通りよりも少し奥まったところにある住宅地のど真ん中。
かなり入り組んだ地域で路地は細く、消防車両も家の近くまで入れずホースを伸ばしての消火活動でした。

翌朝、新聞を見ると写真つきでその火災の記事が掲載されていました。
どうやら住宅街の中の一軒家が全焼したようです。

おそらくその火災と思われる映像がなんとYouTubeにアップされていました!

近所の野次馬が録画したのか、火元の住宅の状態がわかるくらい近くで撮られていました。家の中はほとんど焼けつくされたようでした。
夜だったために外の様子はほとんど見えませんが、消防隊か消防団かホースからたくさんの水が放たれているのは確認できます。そして住宅の2階には燃え盛る炎が。その炎を鎮めるため、放水され続けている様子を2分間観ることができました。

私は消防団に仲間入りしてまだ1年半、ありがたいことに火災出動要請も少なくまだ建物が目の前で焼失していく姿を目撃したことはありません。

この映像によって、恐ろしい炎が民家の中で住民の生活を焼け尽くしている様子を見せつけられました。
その炎に立ち向かう放水活動。庭はもちろん家の中も当然水浸しです。

ついさっきまで住民の暮らしの中心だった家が、恐ろしい炎によって姿を変えてしまいました。
住人だった人たちも、今は失意の中にいるのでしょう。

冬は空気が乾燥し、火災が起きやすくなっています。
ましてや寒い季節、ストーブなどの暖房器具や鍋料理に使うカセットコンロを使う機会が増えています。
火災を起こさないためには、火から目を離さないこと、しっかりと火を消すこと。後始末をきちんとすること。
今月もあと1か月あまりです。火災で家族が悲しい思いをしないように、協力し合って予防をしていきましょう。
女性防災リーダー講習会のつづき…

意見交換といっても、所属団体に続き防災に関する課題・提案・対策・要望など。
持ち時間はひとり2分と言われてはいましたが、皆さんそれぞれ自分のポリシーや気持ちなどがありますので守れるわけがありません。
時間はどんどん過ぎていきます。
待ってる方はドキドキ。

その間、自己紹介や言いたいことはメモにまとめておきました。
コレとコレは言った方がいいかな。

いよいよ自分の番。
所属団体として消防団、市内では数少ない女性消防団員ということを話しました。
よく考えたら、他の皆さんは女性団体や防災に特化した集まりのメンバー。ボランティアで被災地に出向いた方は当然何人かいると思いますが、有事に出動し前線に出る立場というのは消防団員の私ぐらいだったんですよね(有事といっても火災ですが)。

防災士は何人かいたようですが、消防団でさらに応急手当普及員・日赤救急法救急員という発言はまた別な印象を与えたようです。
あと何言ったっけかな…とにかく女性の消防団が少なく、前例も少ないということで困ったことも多いけど、私が志願して消防団に入ったことで女性消防団の価値が少し変わったこと、女性消防団は全国大会や国際会議などに参加をするために市の条例を変えることができるかも知れないという話をしました。
地域は御多分に漏れない男社会の見本みたいなところ。でも私が消防団に仲間入りしたことで防災イベントに呼ばれるようになったり、隣の救命講習に参加させてもらったり少しずつ何かが変わってきている気がします。
具体的に消防団として何をしたかは話せなかったけど、男性団員と一緒に訓練を放水や消火活動訓練はしている、という話はした気がします…。

あと、2月に東京で行われる中央特別研修に県代表2名のうちのひとりになったことを話しました。
そして最後に、自分はスカートにヒールのショートブーツだけど、講演をしてくださった方の防災服・安全靴姿に感銘を受けたことを話しました。すると何故か拍手喝采(笑)だって皆さんすごくオシャレなんですもん。防災の話をするのに高い服を着てアクセサリーつけてたらなんか違和感があって。もしかしたら同じことを考えていた方がいたのかしら。

自分の番が終わってホッとしていたら、ちょっとあとに意見発表をされた方が別の自治体の女性消防団員で、同じ東京の研修に参加する県代表のもうひとりだということがわかりました!
そのお隣の方は応急手当指導員を持っている方でした。自治体によっては指導員は消防吏員に限られるのに…。
その方たちとは終わったあとにお話をして名刺交換をしてきました!
Twitterやこのブログが書かれた名刺だけど、読んでくれたかしら…。

帰り際、ひとりの女性に
「女性消防団員なのね。がんばって!」
と笑顔で励ましの言葉をいただきました。そんなふうに声を掛けていただいたのははじめてかも。
実は周囲にはあまり胸張って消防団員ということを言えてないんだけど、この一言で少し自信がつきました。これからもがんばります!

電車に揺られて1時間半、地域防災に取り組む女性が集まって講習会受けてきました。

講習会の目的は、女性防災リーダーの育成。
自分を取り巻く環境や組織の取り組みなどの意見交換をしたり、リーダーとして先頭切って活動をしている女性の講演を聞きました。

意見交換の中で出てきた話の中心は「組織は男性が仕切っていて女性の入る間がない」。
町内会や自治会に関わっている女性が思うのは、だいたい男性だけで組織されているという現実。自主防災会も男性だけが参加しています。
各家庭の女性にしてみたら、自分たちは家事で忙しいんだから家の主人が行くべきだと考えている人もいるでしょうね。

特に自治会を仕切っている60代から70代の年配の方が女性を受け入れない、という話も。
自分たちも年を重ねているにも関わらず、積極的に参加しようとする女性に対しては「女では無理だ」という態度を取ったりするそうです。

そんな意見が出る中でも、女性が参加できるよう努力されている意見もたくさん聞かれました。
女性がやるという印象のある炊き出し、実際は何十人分という食事を作る立派な力仕事です。
それを男性がやり逆に消火訓練を女性がやるという、役割を逆転させる方法がいちばん賛同を受けていました。
あとは積極的に自主防災組織に参加したり、自治会の会議に参加して味方をつけることで防災計画や訓練の準備に関わらせてもらうようにしたり、など…。

逆にそこまでできない、という方もまだまだ多いようです。私も含め。

意見交換と言っても、出席者が持ち時間2分として交代で自己紹介をしながら自分たちを取り巻く状況やこれからの課題、対策、要望などをほぼ一方的に話すという形。
ディスカッションなんてしたら何時間あっても足りないでしょうね。

私も一言参加させていただきました。それはまた次のブログにて…。
今日のように寒い冬の晴天は空気が乾燥します。
こんな日は火災が起きやすいのです…。

某所にいたとき、近くをけたたましいサイレンの音が響きました。
近くの子どもたちは大興奮!すぐにケータイにその場の火災報が届きました。

その後十数分で鎮火報が届きました。それほど規模は大きくなかったようです。
ただ、現場は騒然としていました。
消防局や近隣の分団から数台のポンプ車が集まってきていたのです。

今日はそれ以、誤報も含め火災報が続きました。
分類はどれも「その他火災」。建物火災・車両火災・林野火災に含まれない、枯草やゴミなどを燃やした小規模の火災のことです。
屋内でゴミなどが燃えたときは建物火災、空地でも林野法で定められた土地での火災は林野火災になります。

自治体によっても定めは異なるかも知れませんが…。
焼畑や枯草を焼いたりすることは火災とは言いません。でも近くに火を管理する人がいなかったり、火の気がないところで燃えていたら火災になってしまいます。
焼却のあと火を消し切れていなかったとか、風で火の粉が飛んだとか。
火がついたままのタバコの投げ捨て。
…そしてあまり多くはないと考えたい不審火。

先日から不審火が続いているところでまた火災があったようです。ローカルニュースで取り上げていました。
これでその地域の不審火は5件目。
そのたびに呼ばれる消防団の活動している様子が映りました。お疲れ様です!
しかもまた違う地域で不審火とみられる火災も発生。

今一度家の周りに燃えやすいものがないか確認してください。
そして玄関や門扉の灯りなど、夜でもできるだけ暗闇を作らないこと。
庭や畑の枯草も積んだままにしておかないで、乾燥する前に片付けておいた方がよさそうです。

あと乾燥した時期にはうがい・手洗いを。
風邪やインフルエンザなどの感染症は流行る前に予防することが肝心です!
先日、応急手当普及員の認定をいただきました。
2年目だけど、去年は受け損なってしまったのでなんとか獲れたー!って感じ。

これで私も晴れて救命講習ができるわけです。消防の普通講習なのでAEDまでだけど。

さて、消防団員の私がとったということは、消防団活動だけでなく個人的に講習を行うことも可能なのです。

所属分団長も普及員に関しては「まぁ獲っとけ」みたいな感じ。「女性消防団員なら持ってて当たり前」という意識なんでしょうね。
分団によっては団員みんな普及員や指導員を持たなければ、というところもあるみたいなんですが。

平日に行われるので仕事は講習に合わせて休みを取り、3000円以上するテキストは自分で取り寄せて購入しました。
私の自治体は無料の講習だけど、交通費や昼食は自己負担。
そう考えると、ホントは分団のためというよりまったくの“自分の資格”。
まぁ殆どの自治体がこういうカタチで受講してるんだと思うけど、分団で持っているテキストを受講者に貸し出してる団もあるみたい。少なくともそういう手段をとっていれば「消防団員として受講する」という気になると思いますね。
もしウチの分団でも普及員をとる流れになってきたらそれをすすめていこう。私のテキストは貸せないけど。

私の所属分団の男性団員にはあまり普及しないでしょ。“普及員”なのに(笑)
平日だし、仕事のある男性はその気にならないと取りに行くのもなかなか難しい。
ちなみに私も仕事がありますよ。
SNSで「獲った!」とアップした男性団員の反応は「普及活動がんばって~」なもんです。冗談でも「俺も来年獲ろう」なんて言ってくれる人はいなかったな…。
ここのところ市内のある地域に不審火が続いています。
冬は乾燥するし火災が起きやすい季節。消防団としては先日の火災予防運動で不審火への注意を促しました。外からわかりやすいところに燃えやすいものを置かないとか、玄関回りを片付けておいて、とか。

でも小屋のような建物火災、空地の雑草を燃やすなんて…。
地域の皆さんの心も休まらないとお察しします。

まずはもう一度家の周りを観察していただいて、燃えやすいものなどを撤去してください。
車両なども防炎素材のカバーで保護します。郵便受けに手紙や新聞紙が入りっぱなしになっているのも危険だそうです。
あとは家の周りを照らす。街灯などがない場合は、玄関や門扉の灯りなどをつけておくだけでも防犯対策になるそうです。犯罪をたくらんでいるひとはコソコソするわけですから、灯りで姿が見えてはいけません。その場所を避けます。

まずは不審火が終息し、地域の方に安息の日が訪れますように。