『うたコン』好調の要因は“視点の角度”にあり Pが語る番組作りのこだわり | ☆☆東方神起ブログ☆☆

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『うたコン』好調の要因は“視点の角度”にあり Pが語る番組作りのこだわり



ジャンルを超えたアーティスト同士のコラボレーションや意外性のあるカバーなど、ユニークな切り口で、演歌・歌謡曲をはじめさまざまな音楽を聴かせる音楽番組『うたコン』(NHK総合/火曜19:30~20:15)が好評を博している。ターゲットを問わず広く視聴者に歌を届けるための番組作りのこだわりとは? チーフ・プロデューサーの原田秀樹氏に尋ねた。


◆今年で放送3年目、斬新な企画で高視聴率を獲得

 23年間続いた『歌謡コンサート』(1993年4月~2016年3月)をリニューアルする形で、2016年4月にスタートした『うたコン』が放送3年目を迎えている。この9月の放送でも「“半分、青い。”と昭和歌謡!“朝ドラ”名曲SP」(9月4日放送)や「出発進行!恋する鉄道ソング」(9月11日放送)などユニークな特集企画をもとに、演歌・歌謡をはじめポップス、洋楽、クラシックなどのさまざまな音楽を“生放送”で届け、歌の聴き方、楽しみ方を多彩に提案。前述の「~“朝ドラ”名曲SP」は視聴率12.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、音楽番組としてはめずらしい高視聴率を叩き出している。

「今年で番組は3年目ですが、最初の1年ぐらいは前番組『歌謡コンサート』のスタンスを引っ張っている部分もありましたが、今は番組の間口がどんどん広がっています」(原田秀樹氏/以下同)

音楽をカテゴライズせず、想定外な切り口やコラボ、意外な歌手による意外なカバーで聴かせる『うたコン』では、楽曲そのものや歌手の新たな表情を発見することができる。

「4月に放送した『リズムにのって!心躍る昭和歌謡』は最近、外国人観光客などに人気だという、昭和の名曲に乗って踊る“ディスコ歌謡”なる切り口での特集でした。『東京ドドンパ娘』(渡辺マリ)や『恋のメキシカンロック』(橋幸夫)、『狙いうち』(山本リンダ)といった楽曲をダンスナンバーとして捉える、若いディレクターの発案で生まれた特集です。

 また、6月に放送した『全部歌える!鉄板“恋うた”フルコース』では、氷川きよしさんと中西保志さんが、中西さんの「最後の雨」をデュエットしました。これはもともと氷川さんがお好きな曲で、中西さん側に打診したところ、実現。お2人で熱唱されて、圧巻のパフォーマンスでした。リハーサル時から、ほかの歌手の方々が拍手喝采したほどです」

◆リアルタイム世代では思いつかない斬新な企画を生むための工夫

歌をまっすぐストレートに届けることは素晴らしい。新曲をいち早く届けることも、もちろん素晴らしい。しかし、『うたコン』が目指すのは視点の角度を変え、幅を広げていく番組作り。その根幹には「長年蓄積されてきた名曲の数々を風化させたくないという想いがある」と原田氏は言う。長年愛され、歌い継がれている曲は1つの文化遺産。そこに新しい命を吹き込んでこそ、生き生きといつまでも輝くのだ。




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