私の母親が亡くなって早くも20年以上経ちました。最近は田舎が遠い事と私の体調の関係もあり、お墓参りも行けなくなりました最後にお墓参りに行った時は、息子と2人で行き今は亡き兄が迎えてくれました。母親の産まれた実家は、私の実家から山道を歩いて10時間以上です。幼い頃母親の実家に法事で帰ることとなり、早朝母親と妹と私と3人で母親の実家に行きました😲険しい山道を歩き、途中おにぎりを食べながら、幼い私と妹を連れての山道なので、辿り着いたら夕方になっていましたその後母親が兄弟の家に行ったのですが、中々戻らないので妹と2人で迎えに行きました。しかし道程は大変でした途中から線路上を歩いたのですが、橋があり鉄道用の橋なので歩く場所がとても狭いのです。妹は怖がり泣いてしまいましたそれでも2時間位で何とか辿り着いたら、母親はいなくて、母親の兄弟の家に泊まる事になりました翌日兄弟の家で法事が行われたので行きました。イタコ[女性霊媒師]が来ていて、亡くなった人の魂を呼び出し、話をするのです私は初めて見たので驚きました。私の実家にはそのような風習が無かったからですその家の横には川が流れていて見ていたら、大きな魚が泳いでいたのです。聞いたら鮭だと言っていました😦初めて見たのですが、とても大きくてビックリしました。私の実家の近くには鮭がいないからです😦翌日帰る事になり、又山道を10時間以上。歩く事を考えて、気が重くなってしまいました🥲朝早く出かけたのですが、やはり家に着いたのは夕方でした。当時私が7歳で妹は4歳でした🙂その後小学校6年の時に、又山道を歩いて行ったのですが、以前よりかなり早く着いたのを憶えています年老いた今もあの時の事は鮮明に憶えています。母親が亡くなって20年以上、私の生家は兄が亡くなり、兄の奥さんは施設暮らしで、兄の子供達は独立しているので、空き家になってしまいました一時は私が住もうと考えたのですが、過疎の村は熊や野生動物が多く、それに買い物や病院、役所等が遠くて住むには適さない場所になりました思い出の詰まった空間ですので、寂しさはありますが仕方が無いですね住民も昔とは違い、大幅に減ってしまいました。いつかは消滅してしまう運命だと感じました
私の故郷の風景