第19話「それぞれの戦場」後半戦です。
中華連邦を牽制するため出撃したアロウズに対し、連邦軍の監察権を行使して止めに入る我が軍。
問答無用で向かってくるアロウズの部隊を殲滅した我が軍でしたが、これまで連邦軍の陰で暗躍していたイノベーターが、ついに直接戦闘に介入。
無人の殺戮兵器「モビルドール」を搭載したMSを多数引き連れて、我が軍に襲いかかります。
モビルドールの出現に、連邦軍への疑念を確かなものとしたゼクスと共に、我が軍はこの窮地に立ち向かいます。
現在、3ターン目。
とりあえず、クロウを最前線に向かわせますが、こちらの射程外から攻撃するという狡猾さをみせる敵軍。
そして4ターン目開始直後、さらなる敵の増援が…
アリー・アル・サーシェス率いるMS部隊。
この増援に我が目を疑ったのは、カミーユやシン達、元ZEUTHのメンバー達でした。
サーシェスが率いてきた部隊の機体は、バイアランやゲルズゲー等のZEUTHのいた世界の機体ばかり。
機体の出所は謎ですが、どうやらこれらの機体にも、モビルドール・システムが搭載されている模様。
こうして、イノベーターとサーシェスから挟撃を受ける形となった我が軍。
疲れを知らないモビルドール相手に長期戦は不利と、今から3分間持ちこたえるよう部隊に伝達するスメラギさん。
どうやら、あと3ターンで強制終了となるようです。
出来れば敵を全滅させたいところですが、少なくとも強化パーツを持っているリヴァイヴ、ヒリング、サーシェスの3人は撃墜せねば…
まずは、先に現れたイノベーターの部隊を殲滅して、後方の憂いを絶つことにします。
しかし、このモビルドールども、、
元は雑魚の機体なので機体性能は低いはずなんですが、援護防御を持ってるので、隣接されてると非常に厄介ですね…(-_-;)
こちらも援護攻撃を上手く使って、モビルドールを撃退しつつ、4ターンの内に、リヴァイヴとヒリングを撃墜。
続く5ターン目は、ガンダムマイスターの猛攻で、サーシェスのアルケーガンダムを攻撃。
トドメは、ロックオン(ライル)に、兄(ニール)の仇を討たせてやりました。
残るは、増援組のモビルドール群。
「鉄壁」をかけたマジンガーZをゲルズゲーの群れの中に突っ込ませ、残りのユニットは、敵前衛のバイアランを削りにいきます。
そして最終6ターン目。
残った敵にトドメを刺していき、なんとか全滅達成。
かなりの消耗を余儀なくされた我が軍は、この場を撤退しようとしますが、敵軍は更に増援のモビルドールを送り込み、我が軍を追い詰めていきます。
この状況の中、ゼクスは単機で敵軍に突っ込み、獅子奮迅の活躍で突破口を開くと、そのまま戦場を離脱。
それは、上官であり友であったOZ総帥トレーズとの訣別でもありました。
ゼクスの突破で乱れた敵軍の間隙をつき、我が軍も戦場を離脱しますが、ただ一人、ヒイロだけは、せめてアロウズの基地に打撃を与えようと、自機の自爆を決意。
何かあるとすぐに自爆したがるんだよね、、この子は…(^^;
それを止めたのは、ZEXISに賛同出来ず、一人、別行動をとっていたトロワでした。
「お前にはまだ死ぬことは許されない」と告げるトロワと共に、何処かへ姿を消したヒイロ。
一方その頃、OZのスポンサーであるロームフェラ財団のデルマイユは、OZをアロウズへ統合することを宣言。
これを是としないトレーズも更迭され、事実上、OZは瓦解。
これにより、連邦軍はアロウズと、それを陰で牛耳るイノベーターの思うがままとされていくことになります。
イノベーターの手に落ちたらしいというアムロの消息と、連邦軍の行く末をトレーズから託されるクワトロ。
トレーズの友という仮面を脱ぎ捨て、この先の展開に思いを馳せるシュナイゼル。
そして、益々強大になっていくアロウズへの対抗策に悩まされる我が軍に接触を図る波瀾万丈。
果たして、この先には何が待ち受けるのでしょうか…