タイトルに関係する事柄は、序盤に記述されているのみ。ほとんどは、人生を上手に生きるための意識の持ち方が記述されている。このような意識の持ち方は、実は、不食という生き方に通底しているからである。2016年5月初版。
【不食は、プラーナ摂取によって可能】
「え、・・・じゃあ彼女(ジャスムヒーンさん)はどうやって生きているんだろう?」
私の中でふつふつと湧き上がる好奇心への答えは、大気に無限に存在するエネルギー(プラーナと呼ばれます)を摂取して生きているというものでした。
もし司法浪人時代に気功に出会っていなければ、私はその説明に笑いをかみ殺しながらチラシを捨てたでしょう。ちなみにプラーナというのは日本的に説明すると「気」のことだそうです。これを毎日、大量に食べているから、とくに物質的なモノを摂取する必要がない―――。
食事をすることが当然だと思っていた私は衝撃を受けました。(p.16)
スピ系を好む読者なら、「不食の弁護士」として知られている著者さんが不食になった経緯を知っている人は多いだろうけど、知らないなら、下記リンクを辿ってください。
【プラーナ摂取率500%】
【プラーナ】
【無理なく徐々に食べる量を減らす】
食べることは楽しいなら、適度に食べればいいのです。
それを邪魔するつもりはありませんが。知っていただきたいのは「食べる量を減らすと頭が冴える」ということ。経験のある方もいらっしゃるでしょう。
肉や乳製品や白砂糖の摂取をやめる、ジャンクフードを食べない、玄米採食に切り替える、果物や野菜をより多く摂取する。
私はこの方法で、二年間で徐々に食事の量と質を見直しました(後述)。
ただし、急に食事をやめると体調を崩しやすいです。食べる量を減らすとしても、無理なく少しずつ減らすこと。くれぐれもご注意ください。(p.20)
“無理なく徐々に”がポイント。
急激な変化は、リバウンドさせてしまう。それが一般則だから。
【心の「くせ」が関係している】
ちなみに事務所にいらっしゃる方や、講演会でお会いする方の中に、少食や不食に挑戦するのだけれどもうまくいかないという方がいらっしゃいます。
そこには食習慣だけでなく、心の「くせ」が関係しています。
うまくかない原因は、食べる自分を悪いと裁き、食事に罪悪感を持ち、自分を責めてしまうことにあるのかもしれません。それはまるで昔の私のように、肉や魚を毎日のように摂取しなければいけない、そうでないと肉体が維持できないなどと思い込んでいる、そんな状況と似ています。
つまり両者とも「自分を責めている」のです。
裁く意識は緊張を生み出し、緊張は大気中に充満するプラーナを摂取する力を減少させます。実にもったいないことです。
食べるときには自分を責めるのではなく、その食材の「生命」に感謝し、いただきますという喜びとともに食せばいいのではないでしょうか。
そもそも「いただきます」とは、生命への感謝と祈りの精神が表れている大和言葉です。「あなたの生命をいただきます、私の生命とともに生きてください」という、深い感謝と祈りです。
少食生活に挑戦するのなら、誰も責めず、気軽に「行きつ戻りつ」しながら、無理なく楽しんでください。断食でもなく、苦行でもないのですから、うまくいったり、うまくいかなかったりしながら、毎日を楽しめばいいのです。(p.27-28)
食のみに関わらず、あらゆることに関して「・・・べき」という考え方は、ストレス誘因因子以外の何物でもない。論外。もう、そんな心の「くせ」に囚われている段階じゃあないだろう。
2022年の11月現在、地球は急速に周波数を上げているから、チャンちゃんでも、食べる量が、通常より若干多くなってしまっただけで、豚のように眠る時間が長くなってしまう。多食の人々は、圧倒的に眠る時間が長くなっていながら疲労が抜けないという状態になっているだろう。「普段の自分の食事量より、さらに軽く少ない食事にシフトしてったほうが、地球のシフトに、キャッチアップしやすいよ」🐭こと。
本気で「5次元への移行」を望んでいるんなら、自分の体と意識のあり方に、細心の注意を払うべき。
【3つのメリット】
少食、つまり食べる量を少なくすると、主に3つのメリットがあります。
① 免疫力がアップする。
② 若返る
③ 寿命が延びる。
先端医療の研究者たちは、すでにこの事実に気づいています。(p.47)
《参照》 『できる男は超少食』 船瀬俊介 (主婦の友社) 《前編》
【1日1食の空腹感が大切!】
【「感情面の飢え」が「過食」を招く】
ではなぜ、過食になるのか?
それは「感情面で飢えている」から。
過食は本来の自分を見失ってしまった状態です。(p.51)
感情的に満たされていたら多食になどならないのだけれど、食に関することばかり流しているテレビ情報に洗脳されきっている多食系のコテコテ地球人たちは、「食べないと(感情が)満たされない」と、まんまと罠に嵌った思い込みをしているけれど、感情の飢え(怖れ)の背後には、前世からのトラウマが関与している場合が少なくない。
《参照》 『行き先は5次元』 船井幸雄 (ヒカルランド) 《後編》
【食べ物のことばかり心配している人へ】
【不食でもトイレに行く理由】
「食べてないのに、トイレにはいくのだろうか?」
そんな質問も受けます。
一般の方から見れば少ないですが、トイレにはいきます。おしっこもうんちも量としては少ないですが出ます。
どうして出るのだろうと驚愕される方もいますが、考えてみてください。
私はプラーナを大量に食べており、そのプラーナで水を生成しています。そもそも人体の約50~60%は水分で構成されています。
おしっこの約98%は水分です。うんちの70~80%くらいも水分で、残りが食べたもののかすだったり、腸内細菌や腸壁細胞だったりします。
そんな排泄物にも、私たちの体はエネルギーを使います。
食べることを減らして排泄の量や回数が減ると、体内のエネルギー消費が減りますのでエネルギー全体に余裕ができ、すこぶる健康になります。(p.58-59)
車の場合、環境負荷の大きい二酸化炭素を排出する化石燃料から、電気へと移行する。
人間も、肉体負荷の大きい老廃物を排出する物的食事形態から、プラーナ(気)摂取形態(=不食)へと移行する。
それが進化の方向性というもの。
【不食であれば、寝なくても大丈夫】
食べなくなってから、実は睡眠をとる必要もなくなりました。
エネルギーが十分あるから体が睡眠を要求しなくなったのでしょう。
完全に寝なくても平気ですが、寝るのは嫌いではないので、その日の気分に任せています。それでも二時間くらい寝れば十分です。(p.62)
いまだに、DSに支配されているテレビばっかり見ていて、スイーツだの美食だの多食だのの情報に洗脳されてきっている愚かな人々は、🐷のようにテンコ盛り食べて、デッカイ💩をひって、グーグー寝てばっかいるんだろう。それじゃあ、5次元への移行なんて、(テンデ眼中にないんだろうけど)、ほとんど期待できない。
《後編》 へ