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 青春18キップが2日分残ったまま9月になってしまいました。使用期限は9月10日までですが、7日と8日は全国的に台風で外出どころではなく、結局、最終の2日間で使うしかありませんでした。しかし、関東・東北地方は台風の影響が続くようなので、行けるのは関西方面のみです。そこで、兵庫、大阪、京都方面を巡ることにしました。インターネットで大阪天王寺周辺の安宿を確保し、まだ雨の降りしきる9日の朝、始発電車に乗って向かった先は、兵庫県の西宮駅でした。

 

 ところが、乗るはずだった電車が台風の影響で減便運休となってしまい、岐阜県の大垣駅で、待ち時間が40分もできてしまいました。そこで、駅周辺の案内図を見ると、「大垣八幡神社」が徒歩10分圏内にあることが分かり、参拝することにしたのです。
 関東圏からの、かつての「青春18切符」利用者にとって長距離ドン行の「大垣行き」は定番でしたので、学生時代からこの大垣駅は乗り継ぎの基地みたいなところでした。ところが、大垣駅の外へ出たのは今回が初めてです。「これも、八幡様に行きなさいという意味なのだろう」といいように解釈しての参拝です。

 

【大垣八幡神社】
 こじんまりとした境内ですが、素晴らしい神社でした。
 境内には湧水採取用の場所があって、豊富な湧水がコンコンと出ていました。取水用の柄杓も漏斗も用意されていました。大垣は伊吹山系伏流水の湧水地なのでしょう。そうであるなら、高貴な神霊が集いやすいのは由えないことではありません。
  《参照》 『「君が代」その言霊は、潜在意識を高次元へと導く《光の種子》となる!』森川啓二(ヒカルランド)《前編》
              【水の活性化に関わる回転】

 また、大垣八幡神社のように、八幡神社の「八」の字は「向かい合う鳩の絵文字」になっているところが少なからずあります。これは、軍神と言われる八幡様は、侵略ではなく、平和を守るための神であることを示しているのでしょう。八幡様は、時代を変えるために、止むを得ず戦わねばならない場合であっても、敗者の心根を掬することができる人でなければ加勢しないはずです。
 予定せぬ八幡神社参拝でしたが、心地よい参拝でした。


 

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