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 『韓国・北朝鮮を永久に黙らせる100問100答』 黄文雄 (WAC) と同様に、分かりやすい。政治問題の著作は、このシリーズのようにコンパクトかつ明快に編集してくれた方が、読者は理解がスムーズだろう。

 

 

【問3 首相の靖国参拝は政教分離に反している】
 このような主張をする人は、政教分離の意味をまるで理解していない。首相がその権力を使って 「靖国神社に参拝しなければならない」 などと命令すれば、その時、初めて政教分離の問題となります。日本の首相がイスラム教やキリスト教の墓地に参ったところでなんら問題ないでしょう。いわんや靖国神社は墓地ですらないのですから、首相の靖国神社参拝は政教分離に反しません。(p.8)
 下記の内容も関連して押さえておきましょう。

 

 

【問16 靖国問題は政治問題だ】
 政治の争点にするなと言いたい。
 宗教を政治の争点にしないというのは、1648年に成立したウエストファリア条約以来、文明世界のルールになっています。 ・・・(中略)・・・ 。
 占領直後の占領軍による神道指令や、中国や媚中派マスコミの行う靖国批判は、ウエストファリア条約以降、最も反文明的な振る舞いである言えましょう。
 現在の例で言えば、ブッシュ大統領はイラクを民主化しようとしているけれど、イスラム教には口も手も出してはいません。また、ローマ教皇庁は、戦前も戦後も、信者の靖国参拝を禁止してはいません。正式に認めています。(p.26-27)

 

 

【問22 南京大虐殺記念館は素晴らしい展示だ】
 南京大虐殺記念館とは、すなわち 「シナ虐殺文化展示館」 です。
・・・(中略)・・・ 
 日本人2百人を虐殺した通州事件(昭和12=1937年7月29日)では、目玉をえぐり出し、妊婦の腹を裂いて胎児を取り出す。全部、中国人のやったことです。焼き尽くし(焼光)、殺し尽くし(殺光)、奪い尽くす(搶光)という三光作戦だって国民党の作戦です。何せ古代から20世紀まで人肉を食う習慣のあった国です。シナ人同士が虐殺しあった歴史を日本人に置き換えている。中国は自らの恥をさらしているのです。(p.36)
 世界の中でも、殺戮後の中国とロシアの残虐ぶりは抜きんでている。

 

 

【問23 (南京)大虐殺は証拠写真が証明している】
 東中野修道教授(亜細亜大学)の努力で、これまで証拠写真として使われたものを全て検証した結果、証拠写真として使えるものは1枚もない! ( 『南京事件「証拠写真」を検証する』 草思社 )。 全てプロパガンダのための 「やらせ写真」 だったことがハッキリしています。(p.37)

 

 

【問78 日本海軍が清軍の輸送船を襲撃したのが日清戦争の始まりだ】
 宣戦布告に先立って、イギリスの船を東郷平八郎艦長(当時大佐)の船が沈めた高陞号事件の話ですが、輸送船は清軍の兵士を運んでいたがイギリスの旗を立てていた。ところが東郷はそれを見破って、「これは清国の軍用船で、イギリス人はその船から出ろ」 と命じます。結局、東郷はその船を沈め、イギリス人だけは助けています。
 この時、日本軍がイギリスの船を沈めたというので、国際世論は日本に厳しくなったが、ロンドン・タイムズが東郷のやったことは国際法に基づいて正しかったと書いて静まった。むしろ清国のやり方が不法だったわけです。(p.102)

 

 

【問79 日清戦争では、旅順でわが同胞を狂ったように虐殺した】
 当時の戦争は第三国の観戦武官がついています。それで国際問題にならなかったということは、そんな事実はなかったということです。(p.103)

 

 

【問88 シナ事変は日本の一方的な侵略だ】
 全く違います。盧溝橋事件で侵略が始まったのなら、侵略する準備をして行くはずです。 ・・・(中略)・・・ 。
 今ではあれ(盧溝橋事件)は国民政府軍に入りこんだ共産党の陰謀だということがはっきりしています。
 盧溝橋事件は昭和12年(1937年)7月7日に始まって9日には停戦協定ができた。それから約3週間経った29日、通州で日本人民間人が200人ぐらい虐殺されました。日本軍としては動かざるをえません。今だってアメリカ人を200人も虐殺したら、アメリカ軍は動きます。シナ事変は日本がやりたくないのに、向こうが始めたものです。(p.116-117)
 中国共産党の陰謀といっても、その背後に合ったのは、国際金融財閥が率いる闇の権力である。シナ事変(日中戦争)も、第二次大戦後の朝鮮動乱も、連中が画策していたのである。
   《参照》   『亡国日本への怒りの直言』 前野徹 (PHP研究所)
              【日中戦争の発端はすべて中国側の作為】
   《参照》   『日本人が知らない「人類支配者」の正体』 太田龍・船井幸雄 (ビジネス社)
              【イルミナティによる中国支配】
   《参照》   『泥棒国家日本と闇の権力構造』 中丸薫・ベンジャミン・フルフォード (徳間書店)
              【ロックフェラー】

 現在の中国にも韓国にも日本にも、連中の言いなりになって、アジアを分断し続けようとする愚か者が、いまだ少なからずいる。
 
 
<了>