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 ブログに書いてしまうのはもったいない所は、○○表示。著者の講演や別の書籍などで、○○の部分を知っている人は少なくないだろう。日本神霊界のことを知りたい人で、著者に出会えない人は、せっかくこの時代に日本人として生まれながら、ターミナルに辿り着けないのと同じようなものだろう。

 

 

【○○神社】
 神社の神様は見解が少しずつ違いますからね。○○は資金繰りの神様だと言っておりました。資金繰りといっても、伊邪那岐、伊邪那美の神様だから資金繰りだけではありません。神を生み、人を生み、青人草を生み出したまえる神様、つまり、生み出しの神様だから、いま言ったようなお願いでいいと思います。資金繰りはご眷属の白犬さんがやってくれます。
 それから四足退散、憑きものをスパーンと落としてくれます、○○の神様は。変な取引先があったらスパーンと切ってくれる。ここはキツネ憑きとか動物霊が憑いている場合の四足退散ということで昔から有名なんです。憑きものをスパーンと落とす。(p.51-52)
 関西と関東に、似た働きのある神社がある。

 

 

【神霊との交流方法】
 神社に参拝するときには、ご飯は食べないほうがいいんです。私なんか神様に向かうときには、朝・昼・晩、三食食べない事があります。お腹がすいている時の方が集中力が高まりますからね。特にお昼ご飯を食べたあとは、絶対に気が引き締まりません。血液が脳みそに行かず胃に集中するから、頭がボーッとします。それでは、楽しい参拝はできても、ご神霊との交流はできません。(p.55)
 いつもボーッとしている人は、日頃の食事量が多すぎるのである。胃は空っぽ気味の方が確かに頭は冴える。食べ過ぎていなくてもボーっとしているのならば、鼻が詰まっているのだろう。胃と鼻が詰まり続けていれば、間違いなく "豚のような人生" が過ごせる。

 

 

【ユダヤ教と伊勢神宮】
 ユダヤ教には燔祭(はんさい)というのがあります。これは要するに、イスラエルの神殿でやるお祭りのことで、羊の肉とか野菜とかを ・・・(中略)・・・ 神殿に備えておったわけです。
 一方、伊勢神宮のお祭りはどうかというと、外宮の神様、すなわち ・・・(中略)・・・ 豊受の神様が、毎日毎日、毎日毎日つくるご飯を内宮の神様にお供えする。伊勢神宮には年間、二百数十のお祭りがあるんです。そのお祭りのすべてが、食べ物を備えるというお祭りなんです。
 だから、イスラエルの神殿のお祭りと伊勢神宮のお祭り、まったく同じです。ただ、石の建築か木造建築かの違いがあるだけです。神主の衣装もそっくりです。実は、伊勢神宮というのは○○○○を拝んでいるわけなんですけどね。(p.67)
   《参照》   日本文化講座 ④ 【 日本と古代キリスト教の関係 】

 

 

【経営者は祭祀王であれ】
 ですから経営者は、五のつく日にすべての販売先、仕入先、社員の名前を全部読み上げる。やはり、経営者自ら、祭祀王のように、○○○○のように祈らなければダメですよ。人にやらせたらダメなんです。(p.98)
 著者は、出色のシャーマンさんであるから、この発言に真実が込められているのは分かるけれど、別の場面では、徹底的なリアリストとしての行動様式を教えてもいる。
 神なる世界を取り次ぎながら、現実世界の知識も万全に備えて邪悪に対して屈することなく雄々しく事を進め行くからこそ、国内外にいくつもの中小企業を経営できているのだろう。
 古代ユダヤの祭祀王は、単なる祈祷屋ではなかった。民衆の中に生きながら、民族の現実問題を解決するためにこそ、神との深い交流を必要としていたのである。
 著者は、カンボジアやアルバニアや中国の貧困地域で、多くの福祉事業を十数年に渡って継続的に行いながら、日本国家の外交問題に関する理事としての役割も担っている。
 
<了>