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 下記リンクの中で書き出しておいた、ス神の化身に関する詳細が、この本の33ページ付近に記述されている。神霊界の事を真摯に探求し続けている人は、この書籍の中に類希なる内容を多く見出すことだろう。
            【日本神界の特異性 と 次元界スライドシステム】


【神道・仏教・儒教】
 神界、霊界、現界はそれぞれ感覚の世界、心の世界、肉体に世界に相当します。そして、その神界、霊界、現界に即して説かれたのが神道、仏教、儒教であって、観世音菩薩の菩薩はあくまでも霊界(心・仏教=4次元)の言葉であります。 (p.30)
 

【清涼の気に溢れる高級神霊】
 ここが大きく誤解しやすいところです。光まばゆい神霊だからといって最高神ということではありません。清らかで涼しげな神霊のほうが次元が高いのです。それを求めてきたのが日本の山岳信仰というものであって、光まばゆき神霊が降りるのは違う場所です。 (p.43)

 

 

【富士山を通して天が教えていること】
 すなわち、日本一高い山、日本一美しい山になろうと思えば、それだけ下積みが要るんだよ、と。
 裾野の広い経験と知識。裾野の広い人脈と多くの人たちの引き立て。それがあってはじめて日本一高い山、日本一美しい山になれる。自分一人、ボコッと高くそびえていても決して美しくない。だから、年季を積んで基礎をがっちり固めなさい。実力を養いなさい。それが人として本来あるべき姿であって、下積みがなければ富士山のように人々から慕われませんよ。そう、天は私たちに教えているに違いありません。 (p.64)
 偏りがなく、多様性があり、しかも基礎をしっかりと固めて日本一高い富士山のような人は、本当に素晴しい。(p.66)

 

 

【時代に応じて移り住む神々】
 このように、時の神である木花開耶姫の働きによって、その時のスポットの当たる場所が違うわけですが、京から江戸に遷都されてからは、日本国家の仕組の中心が関東になったことで、熊野の神様、国常立之大神様が箱根の霊域・神域に移られました。もとは同じ神様ですけれど、同体異名で名前が違うのです。(p.88)
 このような神々の移住のような事態は、日本国内のみで起こっているわけではない。世界史の大きな転換点でも、神々は移住している。いずれ崩壊してゆく国々から、世界史の中心となる国に、神々は移ってゆくのである。
 神々の移住という、人知では成しえないことであっても、それに関与できる神人が日本にはいる。

 

 

【大昔からの霊気が凝結している場所】
 聞けば、日本アルプスは5億年くらいの土地らしいです。対して、カナディアンロッキーとかエベレストとか、ヨーロッパのアルプスは8千万年から1億年までで、日本のアルプスのほうがよほど古いということでした。
 まあ、古ければいいというものではありませんが、日本のアルプスや熱海、箱根あたりの土地が世界的にも最も古い地質であることは間違いないようです。ということは、大昔からの霊気が凝結している場所ではないかという気がしてなりません。 (p.99)
 日本のアルプスといっても広い。中でも白山周辺が最古層である。


 

<了>