２月７日日曜日、こころのどこかで
倉敷に行きたいという小さな願いがあった。
しかし、この日曜日は、軽トラックしか我が家になく、
あいにく乗用車は皆が使っていた。
おひるに夫が会社から帰宅して
「倉敷に行く。」と告げた私。
「これから？」と問いただされ
「そう。」と言った。
「晩のこしらえしといてくれるんやったらいい。」
と言われて
急いで我が家の御用達の
「スーパーふくいち」へ向かった。
お刺身や他にもすぐに食べれるものを仕入れて帰宅し
しかしながら、もうその時間から倉敷へ行っても
間に合わないとなり、私は倉敷行きをやめた。
やめた。
のである。断念したとか。じゃあなかった。
と、いうことは、本気で行く気が無かったのね。
本気の本気なら、全部行く段取りを正確に決めるものね。
と、自分の中でそうだったのね。
ふてくされていた。
友達が主催するお話会。
そのお誘いを頂いていた。
私は私の中へとたずねた。
「本当に今、今日、行く必要があるの？」
答えは「NO」だった。
私の中の私はハッキリとそう答えた。
私はふてくされていた。
そして暫くパソコンの前に座っていたが
やがて起きていることが辛くなって（肉体的に）
ベッドに横になった。それから、ずっと朝まで
横になっていた。
時間にして合計１８時間寝ていた。
時々、トイレに行って、少し携帯をいじって
また眠った。
現実逃避ともとれるし
ふてくされていたともとれるし
自分のことを大切にしていたともとれるし
自分と向き合っていたともとれる。
思考をシャットアウトしたかったのかもしれない。
いろんな欲求があったのだけれど
ベストな選択だったのだと思う。
寝ていて、目が覚めて、また眠って
というあいだで興味深いことが起こり
私は号泣していた。
ひとしきり涙を流した後
またスヤスヤと眠りについた。
つづく。。。
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