『日常生活が「戦場」…？』

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）②

　【「豊か」な、日本になって欲しい】でも書いた新潟でお世話になった方が、「ホンジュラス」が登場したTV番組をまたまた録画して送ってくれました！！いつも、本当にありがとうございます！！

嬉しい限りです…（涙）。

　「ホンジュラス人」に焦点が当てられていた前回の【さよなら、ホアン君】とは違い、今回の番組は「ホンジュラスに住む日本人」に焦点が当てられていました（ホンジュラスの首都テグシガルパで日本料理屋を経営されている日本人の方です）。

　まず冒頭のホンジュラスの紹介画面ですが…「マヤ文明で栄えた国」って書いてあるけど、映し出されてるのは「武装した警官」の映像…。そう。ホンジュラスは本当に「治安が悪い」。それは、平和な国・日本に住む日本人の感覚では、想像が付かないほどのレベルです。

※ホンジュラスの位置！！！！！

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）①

　

※ホンジュラスは、本当に遠いんです…。

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）③

※ホンジュラスが誇る「マヤ文明」の「コパン遺跡」の紹介。僕も３ヶ月半前にホンジュラスに行った際、初めてこのコパン遺跡に行ってきました。僕的には、最高でした。半端ないです。生きてる内に一度は見ておく価値があると思いました。ちなみに下の写真の場所で、古代人はサッカーのような球技を行なっていた…と聞きました。ホンジュラス紙幣「レンピーラ」を何人かの人に送りましたが、その紙幣の裏側を見てみて下さい。そこに描かれてるのが、この「コパン遺跡」なのです（僕が実際にこのコパン遺跡で入手したモノたちは→【こちら】！！）

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「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）⑤

　「『マヤ文明』で有名なホンジュラス」…という紹介が一通り流れた後、「（ホンジュラスには）もう１つ別の顔が」…と続きます。

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）⑥

　それは……。

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「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）⑧

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）⑨

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）⑩

　正に、「ホン銃（じゅう）ラス」です。

　ホンジュラスの強盗は、ほぼ１００％、銃を持っています。だから、いくらこっちが体を鍛えてようが足が速かろうが、関係ない…。逃げようがありませんし、無意味です。銃を突きつけられると、成す術がありません。日本の外務省海外安全HPのホンジュラス紹介でも、「強盗に襲われたら絶対に抵抗してはならない」と書いてあります。サッカー選手も、よく銃で撃たれます（昨年も２人が打たれました。１人は僕の知り合いの選手でした。幸い、２人とも無事でしたが…）。

　そんな「治安が悪い」ホンジュラスを象徴する、地元住民の言葉がこちらです。

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）⑫

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）⑪

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）⑬

　「人殺しも珍しくない」…あまり書きたくはないですが、これも「事実」です。何せホンジュラスの殺人発生率は現在「世界一」と言われているのです。人口１０万人あたりの殺人発生率が「１５８．８７人」…。ちなみに日本は「１人」です。単純計算して、日本の１５８倍以上…。

　番組内では、上の地元住民のように心配してくれるのは、「昔、日本がホンジュラスでハリケーンがあった際に支援と援助をしたので、親日的な人が多いため」と解説していましたが、僕が思うにそれ以上に、おそらく平和な日本から来た取材陣の方々が、平和な日本と同じような感じに歩いていて、それが地元住民から見ると「あまりに危機感と警戒心がなく危険だ」という風に写ったからじゃないでしょうか？一般人から見てもそう見えるという事は、強盗から見ると格好の獲物に見えてしまいますからね。僕もホンジュラスに居る時は危機感と警戒心マックスで、なるべく目立たない服装と、帽子をかぶってカモフラージュするなど、常に細心の注意を払って行動していました。

　他にもこの番組の中で、「ホンジュラスの治安の悪さ」を象徴するような場面がありました。あの有名な「戦場カメラマン」の奥さんは、「実は長い間、ホンジュラスに住んでいた」という事が判明したのですが、驚きだったのは、その奥さんの言葉です…。

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）⑭

「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→日本…」　-ホン銃ラス。2013年1月16日（水）⑮

　確かホンジュラスは、「サッカー戦争」（サッカーのW杯の結果がきっかけとなり、エルサルバドルと戦争になった）以降は、戦争をしてないはず…（数年前に軍事クーデターは起きましたが。その時、実は僕は大統領官邸でクーデター政権の（と言われる）大統領と会っているのですが…）。戦争してないのに「戦場を知ってる」という発言が出るという事は、僕の推測だと「ホンジュラスの日常生活が危険過ぎて、まるで戦場みたいなものだ」という意味なのではないでしょうか？

　「治安」さえ何とか改善されれば、前述した「マヤ文明のコパン遺跡」もあるし、ホンジュラスはもっともっと魅力的な国なのですが、今現時点では大変、危険な国なので、ブログをご覧の皆さん、軽い気持ちでは絶対に行かないで下さい。そしてもし仮に行く場合は、最大限の危機感と警戒心をもって、細心の注意を払って行動して下さい。

　ホンジュラスは日本じゃないし、海外は日本じゃありません…。

　しかし、そんな「危険なホンジュラス」なのに、「平和な日本」よりも『笑顔』が多いのはなぜなんでしょうか？僕にとっては、ある意味、日本の方がホンジュラスよりも「危険な国」です。　※【恵まれ過ぎてる、不幸】

※そんなホンジュラスで日本料理屋を営まれている今回登場の日本人の方を、僕は心から尊敬しています。これはその方が作るオリジナル寿司「キベトウ」と、ホンジュラスの首都テグシガルパの景色です。テグシガルパの景色は、本当に美しいです（特に夜景は最高です）。