南アフリカW杯 北中米カリブ海地区 最終予選 第2戦 <トリニダード・トバゴVSホンジュラス>
おととい…。
<南アフリカW杯 北中米カリブ海地区 最終予選>で、
ホンジュラスがトリニダード・トバゴと対戦しました。
最終予選の初戦はコスタリカ相手にアウェーで「50年ぶり」の敗戦を喫し、黒星スタートとなってしまったホンジュラス…。
今回のトリニダード・トバゴ戦もアウェーでの戦いとなりましたが、もう絶対に負けられない、重要な一戦となりました。
しかし…。
何と「絶対エース」のダビド・スアソが所属先のベンフィカで怪我をしてしまい、この試合に
出場できない…。これは、あまりにも痛過ぎる!!
初戦のコスタリカ戦も、プレミアリーグのトットナムでレギュラーとして活躍するウィルソン・パラシオスがクラブの事情で召集できないなど、なかなかベストメンバーが揃わない、苦しい戦いが続いています。
…そんな中、監督ルエダはある「賭け」に出ました。
3次予選で問題を起こしてチームを追放されていた…
「フリオ・セサル・レオン」
…を何と緊急招集!!監督との溝は深いと考えられていただけに、正に驚きの選出となりました。
この「賭け」が失敗すれば、チームが内部崩壊しかねない究極の選択…。
さあ、一体どうなる!?
大注目の結果は…。
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※<動画><トリニダード・トバゴVSホンジュラス(南アW杯 最終予選 第2戦)>
(赤がトリニダード・トバゴ、白がホンジュラス)
<トリニダード・トバゴ 1-1 ホンジュラス>
両者譲らず「1-1」の引き分け…。
ホンジュラスはカルロス・パボンのゴールで先制しますが、何と後半44分…ロスタイム突入直前に、GKノエル・バヤダレスの致命的なミスで同点に追いつかれた…。このミスさえ無ければアウェーで難敵に貴重な勝利を挙げれていただけに、非常に痛い…。
しかし、彼を責める事はできません。なぜなら、ホンジュラスがここまで勝ち上がってこられたのも、GKノエルの活躍があったからこそなのだから…。
それに、確かに「勝ち点3」を逃したのは痛かったですが、ホームでは常に強さを発揮し、
3次予選ではアメリカをも粉砕した難敵トリニダード・トバゴを相手に、アウェーで「勝ち点1」を獲得できたのは、決して悪くない結果でした。
この日、行われた他の試合結果は…
<エルサルバドル 2-2 アメリカ>
<メキシコ 2-0 コスタリカ>
エルサルバドルが予想以上の大健闘を見せています。確かにまだホームでしか戦ってませんが、まさか強豪アメリカに引き分けるとは…これから不気味な存在になりそうです。
★ 最終予選、2試合を終えての順位表 ★
1位:アメリカ(1勝1分)「勝ち点4」<得失点差+2>
2位:メキシコ(1勝1敗)「勝ち点3」<得失点差 0>
コスタリカ
4位:エルサルバドル(2分)「勝ち点2」<得失点差 0>
5位:トリニダード・トバゴ(2分)「勝ち点2」<得失点差 0>
6位:ホンジュラス(1敗1分)「勝ち点1」<得失点差-2>
※エルサルバドルとトリニダード・トバゴは、「勝ち点」「得失点差」ともに同じも、「総得点」でエルサルバドルが上回る。
まだまだ全チームとも勝ち点差がほとんど無く、全く先が読めない状況です。
…そして早速「第3戦」が「4月1日(水)」に行われます!!
ホンジュラスの次の相手は…
メキシコ!!!!!
コスタリカに勝利し、勢いに乗る強豪メキシコとの対戦です。
この一戦は、ホンジュラスの「ホーム」で行われます。
…よって、絶対に勝たなければなりません!!
3次予選で対戦した時は、最終節にホンジュラスがホームでメキシコを「1-0」で下し、
「グループ1位」で最終予選進出を決めました。あの時の「勝利」の再現も決して不可能ではありません!!
ダビド・スアソはいないけど、「問題児」フリオ・セサル・レオンが何かをやってくれそうな
予感がします!!
さあ、「あさって」!!運命の一戦です!!
※<動画><ホンジュラスVSメキシコ(日韓W杯 最終予選)>
(青&白がホンジュラス、緑がメキシコ)
8年前のW杯予選では、この日、得点を挙げたカルロス・パボンのハットトリックでメキシコを粉砕しています。「W杯出場」に熱き想いを捧げるベテラン、カルロス・パボン…。彼の「夢」は叶うのでしょうか…?いや、絶対に叶います!!