有名な「ムンクの叫び」が実際に見られるというので、数年前に東京・上野にある東京都美術館に行きました。
入館まで90分待ちという混雑ぶりでしたが、障害者手帳の提示ですぐに入れたのはラッキーでした。
美術館の中で解説を読んで知ったことは、ムンクは周囲の自然の叫びが騒々しくて耳を塞いでいる、という点です。
ムンク自身が叫んでいるのではありません!
そして周囲の自然の叫びとは、他でもなく幻聴ではないかという説があります。
ムンクはこの絵を描いたあと、精神分裂病(今で言う統合失調症)とアルコール依存症の治療の為に入院します。
当時は統合失調症のお薬なんて存在しないでしょうから、大変な闘病だったと察します。