本日は、今スリランカでコンサル中であるオープン間近の日本食店のお話し。
以前の投稿でも少し触れたかもしれませんが、スリランカではフライドライスが好きな方がとても多いのです。
飲んだ後の〆、特にランチはご飯を食べる方が多いのでフライドライスはどのお店でも定番商品。
ということで、現在コンサル中のお店でもフライドライスのようなものを置こうと考えていました。
スリランカのフライドライスは、パラパラで辛さはなし、シンプルな味付けのものが主流です。
(具はベジタブル、エッグ、チキン、ポーク、シーフードなど、好みや宗教による制限などに幅広く対応できるようになっているお店がほとんどです。)
そのライスに別添えでチリペーストが付いてきて、好みで辛さ調節ができるようになっています。
せっかくスリランカで出すのだから、日本のいわゆる「チャーハン」というものではなくフライドライスの味に寄せたものがいいのではないか?
最初からある程度辛さがある方が好まれるのではないか?具の種類は?バリエーションは?などなど。。。。。
考えだしたらきりがなく、迷走してしまいました。
何度か試作品を提案しましたがどれも没。。。
自分としても納得のいくものを提案しきれていなかったので、日々模索していました。
オーナーの意向として、なるべく現地で調達できる材料で日本の味を再現したいという思いがあるので、その意向をくみ取りつつどこまで再現ができるか、ということがポイントでした。
何日も考えた結果、今日スリランカ産のお米とスリランカで手に入る材料のみでチャーハンを試作しました。
自分の味の記憶を頼りにしっとりチャーハンを作ってみたところ、日本での味が再現できました。
パラパラのごはんの方が好まれるかもしれないと思いましたが、イチかバチかお出ししてみました。
結果。。。。。大好評で、メニューとして採用されることになりました!!!
中の人の食い意地の成果ですwww
迷った時こそ原点回帰、大事ですね。
スリランカの日本風カフェで食べるチャーハン。
面白い体験になると思います。
お店の詳しい情報も追ってお知らせします