32歳という若さで、亡くなってしまったお友達。
私は会ったこと無かったけれど、このお友達の結婚式が去年の10月に会って、旦那がそのお式に出席するから、その翌週か翌々週に私の渡米が決まったのでした。
10年間、話だけは聞いて良く知っていて、いつか会うんだろうと思ってたお友達でした。
半年前に結婚式があって、先週と今週がお葬式。
結婚したばかりの奥さんは妊娠2ヶ月でした。
こんなドラマみたいな悲しいことがあるんだろうか。でも本当にあったんです。
先週は、奥さんの故郷のアラバマ州でお葬式があり、今日は故人の故郷ミシガンのカトリック教会でMemorial Funeral Massが行われ、最後のお別れをしました。
ミサが始まる前は、家族や友達が数人、皆んなの前で故人の思い出を話す場がありました。
親戚の子かなぁ、6歳くらいの女の子もスピーチを頑張ってたんだけど堪えきれずに泣いてしまって、この幼さでもお別れをわかっているんだなと思ったら、私も涙腺が緩んでしまいました。
小学5年生からの付き合いだったお友達らしいので、旦那さんも相当辛かったと思います。
1番楽しい時期だったなぁって…ニコニコしながら思い出話をシェアしてくれます。
そうだよね、小学生や中学生の時、いつか大人になるなんて微塵も考えず、親に護られながら何の責任もなく、ただ友達と遊び、その日だけを全力で楽しむだけで良かった時代。1番楽しかったよね。
旦那さんと教会に座っていて、この人と明日一緒にいれる保証なんてないんだ、と思いました。
私がいなくなるかもしれないし。
何の心の準備もないまま、大切な人が一瞬でいなくなってしまい、もうこの世で2度と会えないなんて、想像を絶する苦しみだと思います。
忘れがちなんだけど、毎日大切な家族友人が元気にしてくれていることを奇跡の様に思って、日々感謝の気持ちを忘れずに生かなきゃね。
故人のお父さん、お母さんとお話ししましたが、私のことは既に知ってくれていて、漸く会えたことをとても喜んでくれました。
特にお母さんと強く長い長いハグをしたよ。
初めて会ったのに、大好きになりました。ギュッとハグをしていたらお母さんの気持ちが伝わってきた。「So sorry, I am so sorry for your loss」としか言えなかったのに、お母さんは、「神様が今息子を欲しいって言うんだから、ちゃんと返してあげないとね!」って笑顔で。
とんでもなく悲しいことだけど、神様を信じている人は強いですね。
ミサの間、お兄さんのスピーチが心に響きました。 ちょっと長いのですが英日で書きますね。
Ecclesiastes 3
There is a time for everything, and a season for every activity under the heavens :
a time to be born and a time to die
a time to plant and a time to uproot
a time to kill and a time to heal
a time to tear down and a time to build
a time to weep and a time to laugh
a time to mourn and a time to dance
a time to scatter stones and a time to gather them
a time to embrace and a time to refrain from embracing
a time to search and a time to give up
a time to keep and a time to throw away
a time to tear and a time to mend
a time to be silent and a time to speak
a time to love and a time to hate
a time for war and a time for peace
旧約聖書 コヘレトの言葉3章
何事にも時があり、天の下の出来事には全て定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時
抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時
保つ時、放つ時
裂く時、縫う時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和の時
![チューリップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/154.png)
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服装事情
アメリカのこういう行事に参加したのは初めてでしたので、服装に迷いました。
喪服は日本に置いてきたしね
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
今回はお葬式ミサということもあり、真っ黒すぎなくて良いと旦那に言われ、上から
紺色のビジュー付きブラウス
ベージュのスカート(白に近い)
黒タイツ
黒パンプス
にしました。
浮かない程度でバッチリでした!
黒のワンピースの人もいれば
花柄のスカートや
赤いシャツの人もいたくらい。
靴はサンダルの人もいたな~
でも、派手目じゃなければ浮くことはないでしょう。男性陣もうちの旦那の様に黒スーツ、グレーシャツ、黒ネクタイの人もいれば、シャツはカラーな方もいたし。中には爽やかな夏仕様の水色ポロシャツの人もいたけど(←知り合い)、スーツパンツとシャツ着ていけば間違いない感じです。