現状維持は退化である | 波羅蜜多通信

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New wave of Japanese grunge rockを掲げ名古屋で活動するグランジバンド波羅蜜多、そのフロントマンであるチャンのブログです。
ヨガスタジオパラミタのオーナー兼インストラクターなんかもしたりしております(^-^)

パラミタ通信 第23号

~現状維持は退化である~


毎度(^_^)パラミタの濟田です。

色んな事に当てはまるとは思いますが、

やはり常に向上心を持って上を

目指すことの重要性について、

書いてみたいと思います♪


人間はどんな事にも慣れていける生き物です。

身体の事で言えば、全く同じ動きをしたとしても

慣れてくると楽に感じるようになります。

これは同じ動きでも効率良く動けるように

なるからですし、人間はそうしようと

働くように出来てるんですよね。

 

一見良さそうに聞こえるかもしれませんが、

そうでもないんですよね。

勿論目的にもよるのですが・・・。

 

細胞レベルで考えれば20歳を過ぎたぐらいから

時間の経過とともに身体は退化していきます。

 

そう考えると同じ内容のトレーニングを

続けたしても現状維持にはならないんですよね。

細胞はどんどん退化していきますから

それに逆行し抗うように常に変化と進化を

加えて行かないと現状維持すらままならないわけです。

 

勿論内容が同じだとしてもどんどん

精度を上げていけばそれは変化ですし

進化と捉えていいと思います。

 

メンタル的に観ても現状維持というのは、

「まぁこれぐらい出来てればいいかな」

みたいな発想なので、思いっきり後ろ向きです(笑)。

ヨガの世界には八支則というのがあって、

その二番目のニヤマ(勧戒)日常生活で実践すべき行い。

その中の「知足」(サントーシャ)は

常に満足する、現状をあるがままに受け入れる、

ざっくり言うとそんな感じなのですが、

解釈次第で、これを、今のままでいい、

無理をしない、頑張らない、としてしまうと

退化に繋がっていきますが、

ニヤマの中にスヴァディアーヤ(向上心)という

のも含まれているので、

やはり上を目指す、進化を求める事は重要なのでは

ないでしょうかね。

 

幸せというベクトルで考えた場合、

ないものねだりするよりは現状に満足したほうが

良いと思いますが、もっとああしたいこうしたい

という欲望は生きる糧になるのではないかと

思います。欲望と言ってしまうと

イメージはあまり良くないかもしれませんが、

例えばスポーツ選手なんて欲の塊ですからね(笑)

変な意味じゃないですよ。

自分の能力の限界に挑み続けて

日々涙ぐましい努力を重ねて記録を塗り替えたり。

求めなければ何も変わりません。

求めた先に達成感があるわけです。

 

本当の意味で欲が無くなってしまったとしたら

生きてなくても良くなってしまいそうですしね(>_<)

 

やはり人間は前を向いてしか生きていけない生き物

なのではないでしょうかね。

 

似たような内容の名言もたくさんありますので、

最後に少しご紹介していきます。

 

有名なとこで言うと

「ディズニーランドはいつでも未完成である。

現状維持では後退するばかりである。」

ディズニーランド創始者ウォルトディズニーの言葉ですが、

 

二〇世紀最後の哲学者、国民教育の師父と言われた、

森信三の言葉を最後に締めたいと思います(^_^)

 

「人間には進歩か退歩かのいずれかがあって、

その中間はない。現状維持と思うのは、

実は退歩している証拠だ。」

 

最後までお読み頂きまして誠に有難うございます!