これは2017年4月ごろに発生して話題になった、Amazonでの詐欺事件についてです。

 

そろそろ詐欺師たちの動きが活発になる頃なので、その当時に海外の文献をもとにまとめていました。

 

Amazon大規模詐欺

 

今回のような詐欺はAmazon.comでは以前から行われていた。
それが大規模になったのが2016年8月あたりと考えられる。

2016年12月にはピークを迎えたが、
Amazonがシステムの変更をおこなったため減少に転じた。
現象は2017年2月まで続いたようだが、
2017年3月には再び増加を始めた。
つまりこれはAmazonのシステムが破られたことを意味する。

アカウントのハッキングが増え始めたのは2017年3月ごろ
からで、それまでも同様の行為はあったが、この時期から
目立ち始めている。

ハッキングのもう一つの問題として、正しいアカウントの
持ち主に販売手数料などの請求がされることだ。
請求金額は数千ドル単位のものがあり、中には1万ドル
も請求された販売者が存在する。

ハッキングされるアカウントの20%は1年以上前に開設
されたもので、ランダムではなく継続的な傾向となって
いる。

アカウント関連情報の入手経路はSNSであり、ハッカー
はAmazonではなく、各SNSを攻撃してメールアドレスと
パスワードを入手している。
アカウントのハッキングを防ぐために2段階認証は不可欠
だが十分ではなく、SNSなどで使用しているメールアドレ
スやパスワードと完全に分離する必要がある。

Amazon.comでは複数回のハッキングが報告されているので
、2段階認証を過信してはいけない。

2016年の段階でネガティブフィードバックを多く持つアカ
ウントは下記になる。

Jinate's Shop/6,383件
Lucky leuc /2,762件
shoooose/2,57件
ER store/1,338件
JINGHUIAM /1,147件
tanxiang /1,140件
MAX_efd /1,069件

つまり、ここまでのスコアがつくまでAmazonは放置を
する。
例え問題を連絡してもAmazonはすぐには対処をしない。
これはAmazon.comでのことなので、日本のAmazonに連絡
をしてダメならAmazon.comへとの考えは無駄なものとな
る。
Amazon.comの考え・方針で即時の対応をしていない。

Amazon.comの例で見ればクリスマスに向けて詐欺は活発化
していく。
詐欺師の活動の結果、クリスマスには多くの悲劇が発生
した。
期待したプレゼントは誰の手にも渡らなかった。
顧客のクリスマスの計画は、全てが無駄になった。

現在(2017年4月当時)の日本のAmazonがとっている対応
は、2016年10月にAmazon.comで取られた方法と同等と考
えられる。
これはカートボックスの所得率に対して、販売者の信頼性
の割合を高める方法となる。
2016年10月からAmazon.comでは最低価格であってもカート
ボックスが取れない状況となっている。

この信頼性をカバーするために、活動履歴のあるアカウン
トは非常に魅力的なものに見える。
また、Amazonでの購入履歴のある住所も信頼性の一部を
担保するだろう。
現在のハッキングの流れは、より多くの結果を得るために
行われていることである。