用事が終わり時間があったので映画を見ることにしました。

今回はなんとな~く気になっていた「コクリコ坂から」です。

ジブリの作品を映画館で見るのは「借りぐらしのアリエッティ」に続いてとなります。

個人的に映画はなるべくなら原作を知らなくても楽しめるものが好きです。

何も知らずに映画を見て、さらに原作に興味を持てるような作品であれば最高です。

さて、今回の作品ですが原作を知らなければ意味がわからない部分が満載の映画となっていました。

そういった面でみれば原作に対して興味を持たすような作品ではあるけれど、予備知識もなくいきなり映画を見て心から楽しめるものではなかったと思われます。

詳しい内容は伏せておきますが、ストーリー的には重要な部分のほとんどが描かれてなく物語が単調なものとなっています。

それぞれの登場人物はどんな人?

主人公はなぜそのあだ名で呼ばれるの?

伝統の儀式の意味は?

母親は何やってる人?

最後の最後まで何も説明がありません。

映画は時間的な制約があるので描ききれない部分があるのはわかりますが、主人公に関係するほとんどの部分をカットしては主人公の背景的な部分を理解することは不可能です。

だいいち「コクリコ坂から」のコクリコ坂ってどこのことよ?

なんでコクリコ坂ってよばれているの?

映画を見ただけではそれすらわかりません。

舞台となっている町も桜木町や氷川丸が出てくるので知っている人であればそれが横浜であることはわかりますが、知らない人にとっては面白みが半減してしまいます。

簡単でもいいので作品の舞台となっている場所について説明があれば見やすいのではないか思います。

そんな感じの作品ではあるのですが全体の評価としては、単純なアニメ映画としてはそこそこ出来上がっていて時間はつぶせる。

非常におしい作品です。

ジブリ作品として見るのであれば、ジブリとしての雰囲気が薄く、独特の間とかタメがない物足りない作品となります。

「アリエッティ」や「ゲド戦記」よりは確実に面白いけど、「魔女の宅急便」とか「おもひでぽろぽろ」などと比べると劣ってしまう。

こんな感じでしょうか?

ちょっと感心した部分では作品中に東京オリンピックの看板が出てきますが、エンドロ-ルで協賛にオリンピック委員会が名を連ねていて、こういった形でプロデューサーはお金を集めてくるんだな~なんて思いました。

まぁ、見て損をするような作品ではありませんがウィキペディアでもいいので少し知識をつけてからのほうが楽しめる可能性はあります。