ずっとずっとお姉ちゃんの真似っこをしながら育った4歳の次女。
2歳上のお姉ちゃんが習い事をする姿をママにくっついて見つめていた時期を卒業し、最近ではプールや体操など、クラスは違えど一緒に通えるようになりました。
同じ競技をすると、大好きなお姉ちゃんに対して更に『尊敬』という気持ちが芽生えてくるみたいで。
だからこそ、公文や絵本で分からないことがあると、お姉ちゃんに質問する姿も増えてきました。
そして、お姉ちゃんが楽しそうに通う小学校が羨ましいという思いが、日に日に大きくなっているようにも見えました。
先日のこと。
お姉ちゃんが僕に言ってきました。
「パパ、ふじさんにのぼりたい!」
「うわっ!」と、明らかに嫌な顔がポロッ出ちゃったかもです。
だってだって。
この10年で数えても、お仕事で3回は登っている富士山。
あの過酷な環境は、昨日の事のように思い出されますから。。。
当然、登り切ったら気持ちいい!
御来光も神秘的だし、星空だって満天!!
山小屋のご飯だってサイコーです!!!
でも。
嵐も経験しております。
途中で無念の下山だってあります。
富士山は、ナメちゃいけないんですよ。
そんなこんなが頭に過っちゃうパパに対して、何も知らない小学1年生の長女の目は、あまりにも純粋でキラキラしてました。
果たしてどこから説明しようかな・・・って考えていた、その時です。
長女に続いて、次女が言いました。
「ふじさんのうえで、おにぎりたべたい!」
わたくし、もうズッコケました。
そりゃウマいのよ!
てっぺんでおにぎり食べたら絶品だよ!
でもさぁ、てっぺんまでが強烈なのよ!
・・・。
・・・いやはや。
ダメな大人の悪いクセですな。
すぐ自分の物差しで否定するんだわ。
これじゃダメだと思い、こう提案しました。
「東京に高尾山っていう山があるのよ。そこから少しずつ高くしていくのはどうかな??」
「やったぁ!!!!!」
姉妹は大喜び。
という事で、早速行ってきました。
6歳と4歳の初山登り、高尾山。
お姉ちゃんの背中を頑張って追いかける妹。
小さな足を精一杯に広げて登る姿は、親として胸を打たれっぱなしで感動的。
その姿をチラチラ見ながら先頭を行くお姉ちゃんの姿も、その成長にグッときました。
こまめに休んだりもしながら、少しずつでも確実に登っていきまして・・・
やったぁ〜っ!!!!!
見事に登り切りましたぁ!!!!!
えらーいっ!!!!!
高尾山と言えばの【十一丁目茶屋】さん。
『所さんお届けモノです!』でもお世話になった場所です。絶景を楽しみながら、おいしい空気の中で、歯応え抜群のお蕎麦を旨味いっぱいのととろと絡めて食べると、まぁ〜幸せいっぱい!!
テラス席での大パノラマに家族みんなウットリ☆
皆さんオススメです!
ちなみにですが。
山登りに関しては、山腹まで・・・
リフトは使わせてもらってますm(_ _)m
なので初心者にはもってこいです!
都心から約1時間で行けちゃう、大自然いっぱいの超癒しスポット。
子ども連れも多くて、なんなら小型犬まで登山してたりして、幅広い方々が楽しめる素敵な場所でしたぁ♪♪
帰りの車にて。
4歳でよく頂上まで登れたと、次女のことをみんなで褒めておりました。
そしたらば。
珍しく、次女が曲をリクエストしてきました。
曲は、『一年生になったら』でした。
お姉ちゃんが入学してから、ずっと歌ってます。
「なんで今なの??」
そう思いながらも聴いていたら、その曲の歌詞にグッときて、泣きそうになっちゃいました。
『ともだち100人できるかな』という歌詞が印象的だっただけに、結構見落としてたもんで。
その歌詞は、これでした。
『ふじさんのうえで おにぎりを』
そうか、だから富士山でおにぎりを食べたがっていたのか!!
一年生に早くなりたいのか!!
大好きなお姉ちゃんみたいになりたいから、しんどいのに頑張って登ったんだ!!
リクエストしたのに、最後まで聴けずに寝ちゃった次女。
持てるチカラを全力で使い切ったんだね。
こんな小さな身体で、大きく魂を奮い立たせて、必死に尊敬するお姉ちゃんの背中を追った次女。
素晴らしかったよ。
よしっ、みんなで富士山の上でおにぎり食べようじゃないか!!!
長女とママと3人で、固く誓うのでした。
次女も体格がしっかりして挑まなきゃいけないから、あと7〜8年後って感じかな。
・・・えっ!?
パパもママも50歳越えてるやん。。。
過去、御来光アタックの写真を辿ってみたら、ちょうど10年前でした。
日村さんとホランさんと御一緒でした。
さすがに、みんな若いなぁ(笑)
ママ、、、いい目標が出来たかな(苦笑)
お互い、絶対に健康でm(_ _)m
五十路になったら
五十路になったら
体力どこまで持つのかな
家族みんなで食べたいな
富士山の上でおにぎりを
ぱっくん ぱっくん ぱっくんと