若井優介くん。
同じ事務所の放送作家さんです。
僕と同い年で、今年40歳。
振り返ると、28歳の時に知り合いました。
28歳の時は、ちょうどフジテレビ『爆笑レッドカーペット』に出た頃です。
その頃に若井くんは、働いていた会社を辞めて、放送作家になる夢を叶える為にワタナベの学校に入りました。
そして、その学校で若井くんと出会いました。
普通、テレビに出始めた芸人に対し、在学中の新人が声をかけるなんて緊張して難しいはずです。
でも、若井くんは僕に対し、
「あっ!Wエンジンさんですね、僕この前のネタが大好きで・・・。」
と会うなり熱弁してくれて。
その褒め方が非常に上手でして。
こだわっていたフレーズや話の展開、オチ台詞に至るまで、しっかりと細かい箇所までネタを拾いあげる分析力。
まぁ〜最高に気持ちよかったです!
まさかの僕が若井くんにハマるパターン。
若井くんにゾッコンでした。
そして何より、若井くんは偶然にも超の付く『Mr.Childrenオタク』なのでした。
Mr.Children先生の良さをファミレスでずっと語り合っては、その流れでWエンジンのネタ作りにも自然と2人で作るようになり。。。
こうして、僕と若井くんで作ったネタを相方に提出するという不思議な関係が出来上がりました。
ネタ合宿で箱根にこもった時も、各ネタ番組やキングオブコントやMー1やRー1や単独ライブ、とにかくずっと3人で行動して、あの頃のネタブームを一緒に乗り越えてくれました。
それと共に、若井くん個人も放送作家としてメキメキと頭角を現し、結構な売れっ子さんへと成長していきました。
我々Wエンジンは、ネタブームが落ち着くと共に、徐々にネタをする機会が減っていきました。
更には、僕はピンのお仕事が増え始めてきて、相方は九州のお仕事がメインになっていき、もう3人が集まるのは滅多にない状態になりました。
今から4〜5年前。
お仕事も順調だった若井くんが、急に脚本の学校に行き始めたんです。
その時、僕に言ってくれたのは、
「この世界に、僕の作品ですって胸を張れるものを残したくなっちゃいました。」
普段は穏やかな若井くんなのに、腹をくくったギラギラした力がみなぎってました。
放送作家のお仕事をしながらも、寝る時間を削りながら、脚本の訓練と全国各地にネタ収集する日々。
やっと出来た作品を何度もブラッシュアップ。
いろんな人に読んでもらって感想を聞いて、また書き直して。
そうして仕上がった作品を提出。
でも不採用。
そしてまた新たな作品に取り掛かる・・・をずっとずっと繰り返し。
「何度もボツくらっても、それを直しまくって。もう執念と意地です。」
そんな若井くんの作品が、明日。
ヤングジャンプに掲載されます!
すげぇ〜!!!!!!!!!
これですよっ!!!!!!
ぼく、泣いちゃいましたよ。。
「放送作家として遅咲きだから」と、とにかく毎日努力する男でした。
「僕はただの新人脚本家だから」と、とにかく人の意見もたくさん聞いて、その意見を即行動していく男でした。
そんな男だから掴めたんだと思います。
超ビッグチャンス!!!
皆さん、明日のヤングジャンプ是非とも読んでみて下さい!!!
そして面白かったら、アンケートにも答えてあげて欲しいです!!!