先日。
チケットが完売してたのに、カメラ席を空けてお客様に喜んでもらおうと当日券を用意したそうです。
お仕事の都合で、ほんの少しだけ実家に泊まることが出来ました。
夜中の２３時に三重県名張市という僕の地元に着き、そこへ父親が迎えに来てくれました。
腹ペコで到着したもんですから、地元で遅くまでやってるラーメンを食べました。
これが大好きでして、父親にも付き合ってもらいました。
江藤さんっ！！！
そうなんです、夜の名古屋城にてコンビのお仕事がありまして。
ほんで翌日、地元名張市の隣にある伊賀市でイベントがあったのをコンビで呼んでもらったもんですから「ついでに江藤さんも泊まりませんか？」と誘わせて頂きました。
話は、まさかの結婚トーク。
男３人で、まさかのテーマ。
正直、初めてだったかなぁ。
父親に面と向かって結婚生活の話をしたのは。最近はもっぱら娘の話ばっかりだったし。
江藤さんも無事に挙式を終え、新婚ムードの勢いではない本格的な結婚生活が動き出したところでもありまして。
父親というより、結婚生活の先輩。
相方というより、結婚生活の後輩。
不思議な三角関係でしたが、これがまた盛り上がるのなんのって！
お家に帰り着いたら、待ってた母親が心配したぐらい遅くなってました。
ちなみに、話し合いの結論はこう。
【仕事を頑張るのは大前提。とにかく家庭を守る奥さんを大切に！】
でございました。
そしてオマケとして、
【男だって、時には同士で集まってラーメンタイムが必要だよね！】
でございました。
さぁさぁ。
実家に着くと、江藤さんの挨拶が始まりました。
「つまらない物ですが、いま住んでます千葉県富津市の名物『のり』でございます。良かったら・・・」
「つまらない物なら要らないです」
「ちょっとお母さん！」
「ギャハハ！」
その瞬間をパシャリ。
何かが始まる予感がしたんです、だからカメラモードにしてました。
案の定でした。
知り尽くした相方の習性と知り尽くした母親の習性がぶつかり合った瞬間だったので、ピンッときました。
気持ち良かったです。
そして、翌日。
起きたら、江藤さんと母親がアルバムを見て話し込んでました。
結婚４０周年記念で夫婦でマイカー旅行したアルバムを見ながら、思い出話に花を咲かせる２人。
すいません、江藤さん。楽しそうに聞いてくれてありがとうございます。
「ココなんて、すごい景色がいいでしょ！！！」
「そうなんですよぉ〜！だから絵を描いてるんです！夫婦の旅行で大好きになった景色を絵にしたくて、少しずつ描いてるんです！」
盛り上がるのなんのって、さすがレギュラー番組で旅をしてるだけあって、場所にも詳しいんです。
あまりに盛り上がってるし、僕も気になったことがあったので質問しました。
「結婚４０周年記念の旅行って、２人で何を話すの？？もしかして結婚１年目から順に振り返ったりするの？？」
そう聞くと、
「そんなのしないよ！この旅行を楽しむのに２人共が必死よ！振り返るのは家で２人っきりで山程やってるんだから、旅行ぐらい全力で楽しんだわよ！」
気になる言葉がありました。
２人っきりで、お家で山程振り返るんだ。。。
アルバムを整理しながら、２人で楽しむんだとか。
それでも今は、とにかく孫が最高に可愛くて仕方ないようで。
僕の姉の息子２人の成長と、我が娘のチャン子の成長が見れるのが幸せなんだとか。
奥さんのチャンママは、娘のチャン子の写真を撮る度に両親に送ってくれてますので、それをまとめてファイルにしてました。
姉も、自分の息子達が頑張ってる姿をホームビデオで撮ってるので、それを渡してるみたいでして。
それらの写真や動画を食事をしながら観るのが至福の時間なんだそうな。
聞いていて、なんだか涙が出てきそうになっちゃって。
めちゃくちゃ我慢して、でもこらえきれないから隣の部屋に移動しました。
そしたら、そこには母親が描いてる途中の絵がありました。
言っていた、４０周年結婚の旅行で大好きになった景色でした。
「へぇ〜、あったかい絵を描くんだなぁ〜」と思ったら、机の上に可愛らしい写真が置いてありまして。
あっ！チャン子だぁ〜っ！！
大好きな風景を描きながら、大好きな孫を見てるのかなぁ。
そこで、ふと大事なことに気づかされました。
この部屋には、僕のおじいちゃんとおばあちゃんの写真が飾られてます。
実はこの部屋、二世帯住宅でお母さんの両親がいた部屋でした。
ずっと僕は、おじいちゃんとおばあちゃんと暮らしていたんです。
高校の時におじいちゃんが亡くなり、卒業して僕が上京し、そして、おばあちゃんが亡くなり。
この部屋は、しばらくガラ〜ンと空いていました。
でも今は、母親がおばあちゃんとなり、僕は父親となり、孫の写真が絵を描くおばあちゃんを見つめる環境になっております。
そして、その様子をお空から見守ってる、僕のおじいちゃんとおばあちゃん。
すっかり胸が熱くなって、ここぞとばかりに御線香をあげて御礼を言いました。
そしてリビングに戻ると、まだ話し込んでる江藤さんと母親。
優しい空気が流れてました。
２人のこと知ってるつもりだったのに、こればかりはシャッターをきれませんでした。
まだまだ未熟者でございます。
江藤さん、こんな素敵な状況を作り上げてくれてありがとう。
お母さん、孫を愛してくれてありがとう。
お父さん、男同士の会話をしてくれてありがとう。
おじいちゃんとおばあちゃん。
こんな素敵な世界に連れてきてくれてありがとう！！！
こうして、少しの時間でしたがお盆らしさを満喫出来て良かったです。
貴重なお盆休み、皆さんにも素敵な時間が流れますように・・・☆彡
そんな相方の江藤さんと、久しぶりにガッツリのコントをします。
チケットが完売してたのに、カメラ席を空けてお客様に喜んでもらおうと当日券を用意したそうです。
早い者勝ちになっちゃいますが、良かったらどうぞ♪♪♪