娘のチャン子とお風呂に入る時は、僕が歌うのを聴いてもらう時間にしてます。



リビングでは童謡などの子どもの曲が聴けるので、パパとのお風呂だけは大人の曲をチャン子に聴いてもらおうと、もういつから始めたんだか分からないぐらい歌い続けてます。



槇原敬之先生やMr.Children先生やZARD先生など僕が大好きな曲ばかりを歌っては、なんの文句も言わずにジィ〜ッと聴いてくれるチャン子。



あまりに気持ちいい時は2曲目もいっちゃって、2人でポカポカになり過ぎることもしばしば。



ちなみに昨日の湯船のナンバーは、Mr.Children先生の名曲『名もなき詩』でございました。



浮かんだ曲をスゥッと歌っただけなのですが、これ改めて凄い曲でした。



もう発売から21年前になりますが色褪せることが全くない曲。さすがダブルミリオンも愛された大ヒット曲であります。



それを僕なんかの歌なのに6ヶ月の娘が真剣に聴いてくれるもんですから、やっぱり曲の力が凄いんですな。



聴いてくれる娘の眼差しが真剣だから、歌詞をしっかり伝えなきゃと、こちら側だって真剣に歌います。



そしたら、改めてこの『名もなき詩』の持つ歌詞の力に魅了され、歌ってる僕がどんどん歌詞の世界に引き込まれていくのでした。



歌詞をブログに書けないので伝えるのが非常に難しいのですが、この歌詞はラブソングなのか応援ソングなのか、世間に対して反発する曲なのか、それとも社会に対する不満や自分の在り方に理想が追いつかない苛立ちを嘆く曲なのか・・・テーマを付けようとすると分からなくなる曲でした。



Mr.Children先生の曲なら尚更テーマはハッキリしてるはずなのに、この曲だけは色んな感情や出来事や考え方をぶつけたり覚悟したりなだめたりしてくれます。



でも、ただ1つ。



ただ1つだけ共通するものがあるならば、そこには全て【愛】があるって言ってくれてます。



生きてりゃ当然に不満や不安と葛藤しながら過ごさなきゃいけない。お仕事をしたり時には恋もしながら、必死でもがきながら毎日みんな進んでいく。



《その原動力は【愛】なんだ!》って、歌なら念を押して言うのが相場なんですが、それを『きっと』という言葉でハッキリ言い切らないのがとてもリアルです。



このように、テーマで括ることが出来ないほどの壮大な思いが入り乱れた人生の激動期を歌ってるからこそ、名前の付けようがない曲だから【名もなき詩】ってタイトルなんじゃないかなと思ったりして。



ちなみに、あるコンサートでは2番のサビ前に「こっから大事な言葉!!!」って叫んで会場みんなで歌う時があります。



その後に歌う内容は、ダブルミリオンならみんな知ってる、あの有名フレーズです。



愛の存在をピシャリと歌うあのフレーズ。



娘に丁寧に歌うことで歌詞を噛み締めていたら、この曲の力に魅了されて、ついつい号泣しちゃったパパ。



それでも真剣に聴いてくれるから、最後まで歌い切りました。



歌い切ることがお互いのためだったのかもう分かりませんでしたが、この湯船の状況には沢山の愛が詰まってたから、この歌を止める訳にはいかなかったのかな。



なんてね、テヘッ。



いやぁ〜「風呂なげーよ!早く出せよ!」って言わずに真剣に聴いてくれる子で本当よかったぁ!!!



是非みなさん、改めて『名もなき詩』を聴いてみては・・・いやいや、歌ってみてはいかがでしょうか??



湯船で(●´ω`●)



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