槇原敬之先生。
いつから、こう呼んでしまったのでしょうか。
『どんなときも。』を買った学生時代は、ただただ好きなアーティストさんでした。
そんな僕が片思いをしながら聴いた『北風』、失恋しながら聴いた『MILK』、上京した時に聴いた『遠く遠く』、人生の楽しみ方を教えてもらった『Ordinary Days』、社会にズタボロになるまでけちょんけちょんにされながらも背中を押してくれた『The average man keeps walking.』・・・と、僕を救ってくれたのは名曲の数々でした。
名曲達を説法のように聴き、心が癒されながら前向きに生きてく事が出来ました。
そう、こうして自然と槇原敬之先生と呼ぶようになりました。
いまiPhoneに入っている槇原敬之先生の曲は、コンサートやカバーやベストも含めて400曲以上。
1日1曲は必ず聴いております。
そんな槇原敬之先生と初めて出会ったのは6年程前になりましょうか。
槇原敬之先生の誕生日パーティーにサプライズとして参加したのであります。
槇原敬之先生が僕達Wエンジンのネタが好きだと言ってくれてたみたいで、時間があればパーティーにサプライズ出演して槇原敬之先生を喜ばしてくれないかと頼まれたのです。
耳を疑いました。
僕からしたら、神様を驚かしてくれとお願いされたようなもんです。
僕は心に誓いました。
僕はパンクしか聴かない男なんです面で挑もうと。
コントで使ったドクロのTシャツを下に着込み、自分を騙して出席。
作戦は無事成功。
槇原先生が純粋に喜ぶ姿だけを目に焼き付け、何か胸に引っかかるモノだけを残し、そのまま親交がスタート。
コンサートに呼んで下さったり、僕達がライブをやればお花を贈って下さったり。
月日が経とうとも、会う度に優しくして下さる槇原先生は、「イッテQで笑いと勇気をもらってます」とまで言って下さるようになった時、このまま黙っていてはダメだと思うようになりました。
そして、時が来ました。
僕が司会を務めます音楽番組『ミュージックランチャー』にゲスト出演してもらった時の事です。
収録中にチャンスが舞い込んできました。
2人がなぜ知り合いなのかを説明してる最中に槇原先生が、
「いやぁ~Wエンジンのネタが好きでしてねぇ~」
って言ってくれたもんだから、
「あの・・・実は・・・昔からめちゃくちゃ好きでして。。。」
あの時の僕のモジモジした姿、なかなかの気持ち悪さだったと思います。
なのに槇原先生ったら、
「そうだったの??早く言ってくれたらいいのに!!緊張するのも分かるけど、僕は好きなアーティストの方にはすぐファンですと伝えますよ!伝えるのは、言われる方も言う方も絶対に幸せになるんですから!」
キャーッ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
先生!!!!!!
めっちゃ好きっす!!!!!!
収録終わりに撮った写真がコレです。
もう泣いてます。。。
そこから、ずっと好きだと伝えております。
奥さんと出会うまで『まだ見ぬ君へ』を聴きながら希望を捨てなかったこと、そして昨年11月コンサートで聴かせてもらった『君への愛の唄』でホッコリした後に楽屋でお会いしたら、
「恋人が出来ましたか?なんかキラキラのオーラが出てます!素敵な彼女さんなんでしょうね!」
って言ってくれたのがどれだけ嬉しかったか。。。
だから、僕も告白しました。
実はファンクラブの人間ですと。
・・・と、こんな感じで長い時間をかけて少しずつですが大好きを伝えてきました。
そんな槇原先生から、信じられないオファーを頂いたのが1カ月前のこと。
「新曲のPVに出てくれませんか?」
この話をマネージャーさんから聞いた時、初めてマネージャーさんと飛び上がりながらハイタッチをしました。
二人ともハイタッチに慣れてないから、小指と親指がゴッツンコの骨折スレスレのハイタッチ。
でも喜びは爆発で、現場移動のタクシーで楽曲を聴いた時は二人で泣きました。
だって、あまりに素敵な人生の応援歌だったもんですから。
タイトルは、
『超えろ。』
5月27日発売の曲です。
このショートバージョンがYouTubeで観れちゃいます。
YouTubeのショートバージョンURL
https://youtu.be/-D0DJ59K7qo
https://youtu.be/-D0DJ59K7qo
観ましたか??
そうなんです。
実は・・・
この花嫁役・・・
僕の奥さんです\(//∇//)\
仕上がりを観た槇原先生は言いました。
「これはドキュメンタリーですね!リアルだから出来る表情がいっぱい詰まった最高の感動PVになりました!本当にありがとうございます!」
何をおっしゃる先生!!!
御礼を言いたいのはこちらの方でございますっ!!!
夫婦にとってもかけがえのない最高の時間を最高の曲に閉じ込めて頂きまして・・・本当にありがとうございますっ!!!
フルバージョンが解禁になったらまた言いたい事が沢山ありますが、自分達が出ているからではなく、本当に素晴らしい曲でございます。
そもそも楽曲にマルが付いてるのは『どんなときも。』と『超えろ。』だけ。
「それ以上もそれ以下もなく、言い訳がないという意味で、全力で頑張る方へ背中を押せる曲になったから。」
そう御本人が語ってらっしゃいます。
『超えろ。』を聴いて、自分が描いてる理想像や相手への想いや行動をどんどん超えて頂き、現実を想像以上に華やかにしてもらえたらと思います。
信じて口にすればするほど夢が現実となった僕がそうだったように。。。