家族構成
maru:4歳男児。中度知的障害のある自閉スペクトラム症。療育園に通ってる。発語ほぼなし。
息子のmaruは2歳11ヶ月の時に『自閉スペクトラム症』と診断を受けました。
お互いの両親にはその日のうちに報告したのですが、その時の反応で今でもよく覚えていることがあります。
それは私の実母から言われた言葉です。
『実はmaruが生まれて間もないときから、すでに他の子とは違うと思っていた』と。
私は実家に里帰り出産をしていて、maruが生後3ヶ月になるまで両親と暮らしていました。その3ヶ月の間に母はmaruに他の子とは違うものを感じていたそうです。
私がmaruの違和感に気が付いたのは1歳半頃だったので母のこの言葉にとても驚きました。
その時のお話↓
母が感じていた違和感とは『目が合わないこと』でした。
確かにmaruは目を合わせることが苦手ですが、私がそれを認識したのは1歳を過ぎてからでした。
私自身は生後0か月~3か月頃にmaruと目が合わないと感じた記憶はないし、その頃の動画を見返してもちゃんと目を合わせて笑っている様子も写っていたので母がなぜそう感じたのか不思議でした。
その話を実父にしたところ、こう言われました。
『母は仕事柄小さい子と接する機会が多いから、きっとちょっとした違いに気付いたんだろう』と。
私にとってmaruは初めての子だったし、今まで赤ちゃんと接する機会もほとんどなかったので、『定型発達の赤ちゃん』がどういうものなのかは本で得た知識しかありませんでした。
その頃は障害があるかもだなんて微塵も思っていなかったので、目の前にいるmaruを見て『赤ちゃんとはこういうもの』と思い込んでいました。
でも母にとっては違ったのでしょうね。
maruのちょっとした目の動きに違和感を覚えたのかもしれません。
母はその違和感を、私に余計な心配をかけてはいけないから、と父に話すだけに留めていたそうです。
確かに、あの頃の慢性的な寝不足と慣れない育児でストレスフルだった時に言われていたら、どうなっていたか想像もできません。
言わずにいてくれて感謝です苦しむ期間が長くなるところでした。
思い返してみれば『初めは何とも思っていなかったけど、しばらくたって、これはもしかして自閉症の子の特性かもしれない』と気付いたことが他にもありました。
それは
『同じところを行ったり来たりを何度も繰り返すこと』と『拾い食い』です。
定型発達の子でも多少はそういう行動は取るのかもしれませんが、maruの場合はやる期間が長かったです。
前者は現在進行形だし、後者は3歳になる前まで続きました。
そして口に入れるものは食べ物に限らず、小さなゴミのようなものまで口に入れ、便から髪の毛が出てきたことも何度かありました。
やり始めは1歳頃だったのでこういうものかと思っていましたが、他の子達と比べる中で少しずつ違いに気付いていったような感じでした。
『同じところを行ったり来たりを何度も繰り返すこと』については、初めの頃は『なんて可愛い行動なんだろう』と思っていました笑
だって笑顔でとっても楽しそうに行ったり来たりするんです。
それを『可愛い可愛い』と動画に納めていました笑
あとこれも特性かもしれませんが、何もないところで突然笑いだすことがあります。
それも初めの頃はなんて可愛いんだと思っていましたね
笑顔が多いのは良いことだって。
2歳になる少し前くらいに、実父から『なんでmaruは突然笑いだすのか気になる』と心配そうに言われやっと私も気にしだしたことを今でも覚えています。
こうやって書き出すと私って結構ぼんやりしていますよね
突然笑い出すのは今でもよくあります。
他の子はしないことだと気付いてからは心配する気持ちが強かったですが、自閉スペクトラム症と診断された今では吹っ切れて『なになに?思い出し笑いしてんの?何か楽しいことあった?
』なんて声かけて一緒に楽しんでます。
特性であろうと笑顔で楽しそうにしてて誰の迷惑でもなければ、どんどんやって!って今は思ってます
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