『三国志英傑伝 関羽』 | High Fidelity~ふわふわlife~

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また久々に更新します。

(6月になって始めての更新です、スイマセン・・・)


2ヶ月前に観た作品ですが、

アラン・マック&フェリックス・チョン監督の『三国志英傑伝 関羽』を観てきました。



ストーリーは以下のとおりです。


後漢末期。一度は手を組んだ曹操と劉備だったが、

劉備が曹操討伐計画に引き入れられたことをきっかけに、2人は敵対する関係となり、

曹操は劉備を攻めて彼の妻子と部下の武将・関羽を捕虜にした。

劉備は袁紹と同盟して曹操を攻め立て、

袁紹の武将・顔良率いる軍の力に曹操軍は劣勢となっていた。

曹操は捕虜でありながらも義を重んじる関羽のことを高く信頼していたが、

「白馬の戦い」で劣勢だった曹操軍に手助けを頼むと、彼は曹操軍を率いて勝利を呼び込んだ。

その活躍に曹操は関羽を再三配下に入るようにいろいろな手をつくして誘うが、

関羽は劉備の元へ戻ることを願う。

そのことを聞き入れた曹操は、関所を通すことを部下に伝えるが、

曹操の部下たちは命令に反して関羽の命を狙う。

いったい誰が関羽を殺す命令を出したのか?

(『三国志英傑伝 関羽』 フライヤーより)



感想ですが、

個人的にはなんだか微妙でした。


理由は色々とあるのですが、

まず関羽とドニー・イェンがかなりミスマッチな組み合せだと思います。


体格面からしてもどうしても小柄な印象を受けるドニー・イェンは

巨漢と言われた関羽を演じるにはどうもしっくりこなかったですし、

なんだか人物としての重厚さが足りないように感じました。


ドニー・イェンは好きなんですが、この作品は失敗だったのかなあと思います。



あとはストーリーが中途半端なんですよね。



主君劉備の妻とのロマンスを入れ込んだり、

袁紹の元に向かう関羽の決死行もなんだか薄っぺらく感じました。

ラストも中途半端な気がしました。


史実に「盛り」を加えることに関して全く否定はしませんが、

脚本・演出ともに物足りないなあと感じた次第です。



三国志は日本でも大変人気のある作品ですが、

三国志好きな方にはどのように感じるのか気になるところではあります。
僕は残念ながらダメでした。




★・・・1.5/5.0