古本屋で見つけた。定価は2000円以上だが、発行年が2002年と10年以上前で、やや手垢が着いているせいか、500円で売られていた。少し迷ったが、これで江戸時代の知識が増えるなら安いと判断して購入した。
表紙である。
さまざま、細かい江戸の暮らしが綿密に調べあげられている。



これら記事の中で、江戸時代の厳罰主義を物語る、刑罰・処刑の項目に注目した。
以前暮らした街で、家の近くに江戸時代の処刑場があった。そこは、今でも交通量の多い、松並木の街道である。
新年の箱根駅伝でも、毎年往復の中継地として鈴が森が映されるが、八百屋お七が焚刑に処せられた地である。松並木のある地である点で共通している。要するに人の通行の多い、見せしめとなりやすい場所に、処刑地が選ばれたのであろう。
怖けの走る幕府の悪趣味であるが、怖いもの見たさに集まる群衆がいることを見越しての施策である。そこに集まった群衆は、ああ可哀想に、とかお上も酷いことをする、などと感想を囁きあったに違いないが、結局は興味がなければそこには行かないだろうから、見に行った者の嗜虐性も決して否定できないのである。
表紙である。

さまざま、細かい江戸の暮らしが綿密に調べあげられている。



これら記事の中で、江戸時代の厳罰主義を物語る、刑罰・処刑の項目に注目した。
以前暮らした街で、家の近くに江戸時代の処刑場があった。そこは、今でも交通量の多い、松並木の街道である。
新年の箱根駅伝でも、毎年往復の中継地として鈴が森が映されるが、八百屋お七が焚刑に処せられた地である。松並木のある地である点で共通している。要するに人の通行の多い、見せしめとなりやすい場所に、処刑地が選ばれたのであろう。
怖けの走る幕府の悪趣味であるが、怖いもの見たさに集まる群衆がいることを見越しての施策である。そこに集まった群衆は、ああ可哀想に、とかお上も酷いことをする、などと感想を囁きあったに違いないが、結局は興味がなければそこには行かないだろうから、見に行った者の嗜虐性も決して否定できないのである。