熱血漢のはみ出し弁護士を主人公に、アメリカ司法制度の矛盾を描いたドラマ。

冒頭、ブロンドのウィッグを被った黒人のオカマが、強盗の片棒担ぎで逮捕され勾留される場面から始まる。不潔な留置場の男たちのなかに、弁護士アーサーの姿が見える。ある裁判で気に入らないフレミング判事をぶん殴ったかどで捕まったのだ。

アーサーは軽微な罪の疑い(無実の罪)の男や、先程のオカマの弁護を懸命に務めるが、いずれも思い通りにならず、担当の被告たちは自棄を起こして、立て籠り→射殺、あるいは自殺してしまう。一方、目の敵にしていたフレミング判事の強姦罪の弁護を、上からの圧力によって引き受けることになり、アーサーの正義の怒りが頂点に達する。フレミングの裁判中、彼は全身の力を込めて、あることを叫ぶ。

アメリカの当時の司法制度や実態を多少知っていないと、ややわかりづらい展開。
最後にアーサーが一気に捲し立てる所はカタルシスとなるが、それまでがちょっと進行が重く感じた。非常に深い意味を持つ作品だとは思うが。評価3。