1944年、歴戦の勇士であるライズマン少佐は、上層部の命令を受け、12人の重罪人を兵士として訓練し、ナチスの将校クラブの爆破・殲滅するよう命じられる。

重罪人たちは殺人・強盗などの罪で投獄されており、軽くて懲役2~30年、ほとんどが絞首刑を言い渡された者ばかりだ。

彼らの選択肢は、このまま絞首刑を受けるか、作戦に協力して成功させ、一か八かその功労に報いる大赦を受けるかである。

最初は斜めに構えていた彼らだったが、ライズマンの圧倒的な強さを見せつけられたことと、面談によって全員が同意した。
早速自分達の兵舎建築と共に、訓練が開始されたが、果たして作戦成功まですんなりいくのか、そして彼らのうち何名が生還できるのかー。



50年ほど前の映画で、あまり期待せずに観ていたが、場面設定のユニークさ、予想のつかない展開にすぐに引き込まれた。
これは面白かった!!


12人のうち一番の反逆児フランコ、少佐の忠実な右腕ボーレン軍曹、大男で豪腕だがどこか気の優しいポージー、チャールズ・ブロンソン演じるニヒルなジョセフ、テリー・サバラス演じる宗教被れのマゴットなど、個性豊かなキャラクターが並んでいる。

ストーリーの中盤までは、囚人たちが訓練を繰り返すなかで、少佐との信頼関係を築いていく様子が時にはユーモラスに描かれているが、後半は予想以上に壮絶な戦闘シーンとなる。

作戦の標的はナチスの将校なのだが、巻き添えになる人も多く、しかも目を覆いたくなるような残虐な手段が用いられる。


最後のシーンを見たとき、生き残ったメンバー的にも、ストーリー的にも、どことなく「七人の侍」に似ているのではないかと思われた。

ただ、戦争娯楽映画のなかでは、かなり優れた作品である。

評価4。