メンフィス・ベル(1990)24回出撃してすべて無事帰還を遂げた爆撃機、メンフィス・ベルに搭乗した若者たちの物語。爆撃に向かうB17爆撃機の内部から描かれ、ドイツ軍の戦闘機メッサーシュミット屋やフォツケウルフに狙われる恐怖がリアルである。特に同僚機が目の前で撃墜されるシーン。前部機銃席ごと落下する人間、また撃墜した敵の戦闘機に巻き込まれ墜落するなど悲惨な光景がある。援護機の姿がほとんどないが、爆撃機だけで出撃することなんて、あったのだろうか?つまらない作品ではなかったが、感動もさほどなく、評価3.5。