博多座・舞台「千と千尋の神隠し」2回目 | champagne-bar-tritonのブログ 映画と観劇と浜田省吾

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福岡市にある、「シャンパンバー トリトン」のオーナーです

舞台を見に行って来ました!博多座にて。
また別のキャストで観劇。キャストの違いを楽しみたい。


博多座・舞台「千と千尋の神隠し」

 


当然ながら、この日も「満員御礼」。立ち見も多かった。
学生の団体が入っていた、というのもあるかな。

後半に突入し、ますます盛り上がっている感じがした。


今回の席は、バルコニー席の前から2番目。
舞台の端が見切れるが、せり出している分、距離的には近い。


隣が来なかったので、ほぼ一番前の感覚で悠々と見れた。

周囲が広くて、まったく気にしなくていいのが良かった。

 


千尋はトリプルキャストで、初参加の福地桃子さん。
申し訳ないけど、今回のキャストの中では圧倒的に知名度が低い。


私も初めて見たけど、もれなく小柄で童顔で可愛らしいなぁ。
地味ながら、初々しくて頑張っている感が伝わって来た。


ちゃんと子供に見えるし、ハクを助けようと頑張る姿が良かった。

こなれた感じが無い方が、千尋らしくていいのかもね。


そしてやっぱり、ハクの増子くんが可愛いんだよなぁ~。かっこよくて。
あんな風に「おいで」って手を差し伸べられたら、イチコロだわ。


クールだけど優しくて、おかっぱ姿でも可愛さが溢れてます。(笑)

キレキレのダンスがいいのよ。若さが漲っていて素敵だった。

 


あとリンは前回は華優希さんだったが、今回は実咲凛音さん。
このキャストは元宝塚枠、なんでしょうか。(笑)
そりゃ、うまいですよ。どちらだろうが安定、安心のうまさ。


改めて思ったけど、演目の魅力、面白さというのはあると思う。
そもそもアニメが面白く、全世界で支持されるのも納得、です。
その世界観をそのまま舞台に再現しているのが、まずスゴイ。


パペットが生き生きと躍動していて、アニメの世界観が広がっている。
舞台という非日常に加え、神々の異世界に迷い込んだような錯覚を覚える。


何度見ても、色んな仕掛けが飛び出してきてめっちゃ楽しい。
今回、目の前をワイヤーの神が飛んだので、迫力あり興奮した。
あのスピード感と、会場を一周する臨場感と一体感、素晴らしい。

 


そして、銭婆の元に行った千尋を、ハクが迎えに来た場面。
互いを助けようという健気な想いが尊くて、感動でウルウルきたわ。


千尋が空を飛ぶところなんて、めっちゃアナログな手法なんだけど。
技術の最先端だけじゃない、この素朴さがむしろ良かったりして。


黒子さんたちの能力が素晴らしくて、知恵と工夫に泣けるというか。
こんな方法で出来るのか、と感心するし感動するんですよね。

 


ラスト、福地桃子さんから一言「ありがとうございました」、とご挨拶。

千尋とリンクしていて、しっかりたくましくなっている姿があった。


感動的で、カテコも大熱狂で大盛り上がりでスタオベとなった。
歓声が飛ぶほどの勢いで、いつも以上に熱狂的なフィナーレ。
 

大歓声に応える一同に、満足そうな笑顔が見られた。

千秋楽はどうなるのか、めっちゃ楽しみになった!