タンジェリン・クォーツは、「フォーチュナ」のアレイ
で
初めて使用した。
その時、力強く鮮やかで、生き生きとした豹が現れた。
今思うとあの豹は、この石だったのかもしれない。
ところが今回は、やせ型のぎょろりとした青い目の、
羽織っている豹柄の毛皮がおよそ似合わない男性が現れた。
おかしいな、と思う私のことなどお構いなしといった様子で、
男はひょうひょうとこう言った。
僕がこんな姿なのも、君のイメージだから。
それから今、僕がここで美味しそうにミカンを食べているのも、
そういうことだから。
さてと、君が欲しいのはこれだろ?
そう言って、細腕の彼がテーブルから取り出したのは、
まさしくオレンジジュースのような液体の入った
ジューサー。
その液体は、光となって、身体を温かく包み込んでゆく。
エネルギー、生命力、活力、太陽…
そんなイメージがどんどん湧いてくる。
ああーいいな、これ。まさしく、充電って感じ…
そう思っていると、
豹柄毛皮の痩せ男はにっこりと笑って言った。
いつでもおいでよ。僕はココにいるからさ。
なんとも奇妙な訪問?だったけれど…
今日は、冬至。
冬至に、太陽の恩恵を受けているイメージを持つ石に触れあえたのは、
いかにも今日を境に復活、という感じで、
タイミング良かったなー、と思ったりした。



