本気か?
分かりません…
簡単な道ではないかもしれないぞ。
はい、そんな気もしています。
試されるような、やや厳しい感じの声。
それは、観音様から、また、神様からの…
あるいは、私自身が思っていることが反映された声?
私は、半泣きになって、一人恨み節を呟いた。
そんなことを仰るのなら、なぜ私を一人でこの世に送り出したのですか?
お前が、望んだことじゃないか…
そうだ、きっと私は望んでここへ来た。魂の成長を願って。
あの人はただ、見守ってくれることを約束してくれた。
誰もが居なくなっても、最後まで私を導くために。
でも今はもう、一人じゃないと分かったから。
いつでも、傍にいて下さるんですよね?
声はなかったけど、背中がとても温かくなった。
簡単な道ではないのかもしれないけど…
暖かい風となるために、導かれるまま、進んで行こうと思う。