■11月9日(土)

 

須原駅で81レを撮影後、15分程度の停車時間を利用し、倉本方面でどこか撮れないかと思い移動した。撮れそうで撮れない場所をいくつかスルーしていると倉本駅まで来てしまった。そこまでの間で木曽川右岸道路がチラチラ見えていたので、今度はそこから須原方面に戻る事にした。暫く走るとここぞという場所を発見した。すぐに対岸に須原で81レと交換する上りの普通列車が見えたが、斜光線が当たり、車体がギラついて非常に美しい。5分後に来る81レはここで決まりと思い、カメラを構えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通過1分前に陽が射さなくなってしまった…。

 

↑わずが1分差でドラマチックな光景が平凡な画に…。山間部の秋は日暮れが早い。

81レ 高速貨物列車 EF64 中央本線 須原→倉本 (長野県木曽郡大桑村殿) 2024.11.9

 

その後、続行で5875レがやって来るが、こちらはドラマチックな光景か云々関係無く、20分しか変わらないのに更に露出が厳しくなってきた。

 

↑艶めかしく浮かび上がるタンク車。これはこれで良かったかも。

5875レ 専用貨物列車 EH200 中央本線 須原→倉本 (長野県木曽郡大桑村殿) 2024.11.9

 

この2本を撮ってから再び須原宿を見下ろす位置に戻って来た。更に20分経ち、かなり暗くなってきたので宿場町の灯りを入れて撮る事にした。ギリギリ列車を止められそうだったのでシャッター速度を1/100secに設定したが、肝心の宿場町の灯りがあまり目立たなくなってしまった。

 

↑思ったより宿場町の灯りが目立たないし、テールライトが入る角度にすれば良かったかなと色々と反省…。

1019M 特急「しなの19号」 中央本線 大桑→須原 (長野県木曽郡大桑村須原) 2024.11.9

 

その後、日もとっぷりと暮れ、撮るものは撮ったので、とりあえず帰路に就く事にした。

 

vol.11に続く。