今回は、前回と同じ日の通常撮る先頭車側のアングルで。
湯尾駅付近のカーブは背景も良く、縦でも横でも雰囲気に合わせて構図を選べるので、四季を通じて訪れた場所。まだボンネット型の先頭車を連結した特急「雷鳥」が走っていた頃だ。せっかくなので少し風景を入れつつ撮れば良いのだが、まだそこまで頭が回らず、「どや、ボンネット!」みたいな仕上がりになってしまった。
↑古き良き時代の国鉄特急の雰囲気を最後まで残した北陸特急のエース「雷鳥」。
特急「雷鳥」 北陸本線 今庄→湯尾 (福井県南条郡南越前町湯尾) 2002.10
この頃、特急「雷鳥」で使用する編成のボンネット車のうち、スカートの切り欠きが無い先頭車は2両存在した。A09編成とA10編成の金沢方が該当するが、これを撮りたくてわざわざ運用を調べて狙っていた。今の681系や683系もマニアックな目線で見ると形状やカラーはバラエティに富んでいるが、京都の485系もかなりなものだった。
趣味的には統一感があるより多少のばらつきがあった方が個性があって楽しいと感じている。