■1月2日(火)

 

近鉄特急「あをによし」が京都駅を発車。私は息子と向かい合わせの席に座り、西側の景色を眺める。丁度日没のタイミングで、徐々に空の表情が変わっていくのが美しい。

 

普段はあまり京都線で特急に乗車する機会は無いが、車窓から出身の小学校を眺めて盛り上がったり、ビールを呑んでほろ酔いになったり、皆で思い思いの時間を過ごしていた。

 

↑特急「あをによし」のゴージャスな天井。特別感を感じる。

 

↑平城宮跡を通過する頃にはかなり暗くなってきた。

 

↑酒を呑んで寛ぐ嫁さんと義姉。青い光がいい味を出している。

 

↑私と息子が乗車した席。車内の皆さんは優雅な時間を過ごしている。

 

乗車している列車は運転区間が京都→奈良→大阪難波で所要時間は1時間19分。1日に上下1本ずつの長時間の列車に乗車しており、それなりの満足感はあるが、それでも短く感じてしまう。京都~奈良間の列車なら約35分であっという間だろう。生駒のトンネルを抜け、石切付近で大阪市内の夜景を堪能したらそろそろ下車の準備をしなければならない。

 

↑大阪難波ではホームの容量の関係で、下車後に余韻に浸る間もなく回送されていった。

 

大阪難波で下車後、せっかくなのでグリコの看板を見て軽く食事をしていこうという事になった。個人的には正月2日の戎橋界隈などノリ的には渋谷のスクランブル交差点と似たようなモノだと予想していたが、実際には騒ぐ、ポイ捨て、仮装など低民度な輩がウロつく予想通りの不快な状況だった。しかも嫁さんが予約していた店も場所が分かりにくく、誤って中学生の息子を連れて夜の宗右衛門町を歩く羽目に…。色々な意味で疲れてしまった。

 

↑定番のグリコの看板、というか電光掲示板。個人的には「別に…」という感じだった。

 

↑道頓堀川をクルーズ船が。見た感じ、イキッた雰囲気の客が多かった。そして川も臭かった…。

 

その後、大阪難波から近鉄の急行列車で来た道を戻って行ったが、まぁ、これが現実という感じの車両で帰宅した。