■11月10日(木)

 

飛騨小坂の俯瞰ポイントに到着し、早速どう撮るか考える。ここは10年以上前にも来た事があり、詰めが甘く出来はイマイチだったが、段取り的にリベンジにもってこいのタイミングなので上下2本の特急「ひだ」を撮る事にした。

 

国道の歩道から少し入った場所から撮るのだが、恐らく同業者の方が草刈りなどをしたであろう痕跡が残る足場がある意味分かりやすい。ここで三脚を立ててセッティングし、いつでも来い状態でしばし待機。

 

しかし、さすがは晩秋の山間部。みるみるうちに露出が厳しくなっていくが、それも想定の範囲内。ヘッドライトを強調出来るので特に問題ない。

 

↑列車の先頭をどこにするか迷ったが、先頭が曲がった所で変化をつけてみた。

1033D 特急「ひだ13号」 高山本線 飛騨小坂 (岐阜県下呂市小坂町大島) 2022.11.10

 

元々この暗くなっていく雰囲気を撮りたいと思って訪れたが、こんなに見事なイチョウがあるのなら昼間の鮮やかな時間帯にも撮っておくべきだったと少し後悔…。また来年、とはいかないと思うので残念だが、その画は多分他の方が撮っていると思う。こんな時間帯に撮っているのは少数派だろう。

 

vol.13に続く