■11月10日(木)
下原ダムで特急「ひだ6号」を撮影後、特急「ひだ5.25号」を撮る為に移動する。考えているポイントが2つあり、ひとつはGoogleストリートビューで見つけた場所で焼石駅の少し北側、もうひとつは下呂市街の手前にある定番の不動橋だ。その後の特急「ひだ7号」を飛騨小坂あたりで丁度良い光線で撮りたいので、どちらかひとつに絞って北上しなければならない。迷うところだ。
最初は多少時間に余裕があるので、両方のポイントの状況を見て判断しようとしたが、途中R41で片側通行を伴う工事をしており、一旦不動橋まで行って手前に戻るのは厳しいと判断し、初めての場所という事もあり前者のポイントに落ち着いた。
現地に着くと、近くの線路上で工事でもしているのか、線路を見張るガードマンの方が無線でやり取りをしており、その声がデカいので10m以上離れた私の位置まで聞こえる。「25D、3分延。」とか言ってたので、「お、3分遅れとるな。」と心に余裕を持って待機する事が出来た。橋の上から撮っているのだが、眼下に飛騨川が流れ、非常に澄んでいるのでアユかアマゴの魚影が確認出来る様な長閑な場所だった。
そして踏切が鳴り、遠くから列車の走行音が近づいてきた。
↑初めての場所だが、光線も丁度良く、現場の雰囲気を上手く凝縮出来たと思う。
25D 特急「ひだ5.25号」 高山本線 焼石→少ケ野(信)(岐阜県下呂市久野川) 2022.11.10
その後北上する途中、予定を変更して「7号をここで撮ってもいいかな~」と思いながら不動橋に立ち寄ると、撮影ポイントまでの道が災害復旧工事で通行止めになっており、結局は撮る事が出来なかった事が分かった。結果的に良い判断をしたようだ。
特急「ひだ7号」は、予定通り飛騨小坂周辺で撮る事にし、北上を続けた。
vol.5に続く
