※特急乗車中は別途乗車券を購入しています。

 

■8月24日(水)

 

大阪を定刻の7:58に発車した特急「ひだ25号」。どんなエンジン音を奏でるのか楽しみだったが、想像以上に迫力のある音だった。

キハ75系と同じかと思っていたが、若干チューニングが違うのか、より重厚な感じがした(個人の感想です)。

 

見慣れた景色を初めての車両で駆け抜ける違和感を楽しみつつ、新大阪を発車した時点で駅弁を開封、そしてお麦汁をプシュッ!

 

 

↑先日行った姫路にあるまねき食品さん謹製、栗おこわ弁当と発売して間もない秋味。まだ夏なのに…。

 

列車はそこそこ飛ばすかと思いきや、朝の通勤ラッシュど真ん中の時間帯なので流して走っている印象だったが、線形が良くなる垂井からはほぼ120km/hに近い速度で目一杯の走行をしていた。そして岐阜に到着。ここまでは3両編成だったが、名古屋発の特急「ひだ5号」の4両を連結し、この先は7両編成で高山に向かう。しかし、名古屋発の編成は飛騨古川まで行くので、車内や駅の案内は飛騨古川行きになっていた(大阪発の編成は高山まで)。

 

岐阜では一旦客扱いののちバックで大垣方の留置線に入り、名古屋発の編成が別のホームに入線後、動き出して名古屋発の編成に連結するという動きをするのだが、私の乗車した座席からでもその様子がよく分かり面白い。

 

↑名古屋発の編成と連結。「ひだ」で双方の編成が営業中での連結はこの列車だけかも。

 

この名古屋発の編成、何故か5~6分遅れて到着したので岐阜発もそれなりに遅れた。そのお陰?でかなり気合の入った回復運転をしていたが、上り列車との交換で坂祝で停車し、その後、飛水峡(信)でも停車した。するとみるみるうちに遅れが拡大し、最大19分の遅れでの運転となった。

 

↑上り列車を待つ間、どんどん遅れが増幅されていく。

 

↑行違いの特急「ひだ6号」。本来なら白川口で交換だったと思われるがこの日は飛水峡信号場で。

 

↑美しい景色を眺めながら飛騨川沿いを北上。窓の下辺と肘掛けが同じ高さで窓が本当にかなり大きい。

 

↑流れる景色とこの席の切符。

 

列車は最大19分の遅れを取り戻そうとかなり気合の入った回復運転を行っており、減速時以外エンジン音が鳴りっぱなしだった。つまり、本来ならエンジンオフの惰性時に微妙に速度が落ちてくるが、それを防ぐためにうっすらと吹かして定速運転している状況だった。予想外に本気の走りを堪能する事が出来て個人的にはかなり興奮した。

 

※写真は全て2025D 特急「ひだ25号」車内 2022.8.24

 

vol.3に続く。